大学生の情報収集ツール、男性パソコン女性はテレビ

2010/11/27 12:10

テレビを見る大学生明治安田生活福祉研究所は2010年11月8日、大学生を対象にした、大学生活や就労、結婚・出産、社会に対する意識などのアンケート調査結果を発表した。それによると調査母体においては、ニュースなどの情報を収集するツールとしては「テレビ」と「パソコン」が圧倒的であるという結果が出た。男女別に見ると男性はパソコンが、女性はテレビがトップについている。また女性は男性よりもパソコンへの傾注度が低い分、携帯電話の値が高い様子がうかがえる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年6月16日から18日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は4120人。男女比は1対1、学生回答比は1年・2年・3年・4年で均等割り当て。なお今件は選択肢に「パソコン(≒インターネット)」が含まれており、その項目への回答率にやや有意な値が出ている可能性を考慮しておく必要がある。

今やニュースなど各種情報を取得する手段はちまたに満ちあふれている。純粋なツールの範囲で考えると、いわゆる「四大既存メディア」とされるテレビ・新聞・ラジオ・雑誌以外に、携帯電話やパソコンなどのインターネット、電光掲示板や一般看板をはじめとした野外広告などが挙げられ、いわゆる「広告媒体」「メディア」とほぼ重なっているのもポイント。

それらの情報手段のうち、どのツールを主に利用しているかについて、上位2つを挙げてもらった結果が次のグラフ。男女とも「テレビ」「パソコン」が頭についており、この二つが主要情報取得ツールであることが分かる。また、男女で序列が入れ替わっているのが特徴的。

↑ 情報入手手段として主に利用しているもの(2つまで)(男性)
↑ 情報入手手段として主に利用しているもの(2つまで)(男性)

↑ 情報入手手段として主に利用しているもの(2つまで)(女性)
↑ 情報入手手段として主に利用しているもの(2つまで)(女性)

男性はテレビ以上にパソコン(≒インターネット、以下同)が上位についており、インターネットを情報取得ツールとして活用している様子がうかがえる。女性もほぼ同様だが、パソコンよりは携帯電話に傾注しているようで、パソコンの比率が低い代わりに携帯電話の比率が高いのが確認できる。

新聞を読む大学生また上記に挙げた項目中では一番低いように見える新聞だが、男女とも学年が上がるにつれて増加する傾向を見せている。これはリリースで指摘されている通り、就職活動で役立つ……というよりは就職試験において、「新聞に掲載されていた事柄」や「掲載内容そのもの」が提示される可能性に対処するものと考えられる。つまり直接その情報自身を取得したいから、ではなく「企業側が採用するかもしれない情報が新聞に載っているから」でしかない。暗黙の了解として「就職試験の範囲は新聞」とされて、その試験勉強のために新聞を読む・読まされるようなものだ。

ただし新聞の電子化が進み、同価格あるいは安価で、使いやすい形での配信が普及するようになれば、今後においてと同じような形式でアンケートを行っても、新聞の増加比率は今までよりは緩やかなものになるかもしれない。

なおグラフ下部にあるように、ラジオや雑誌などは誤算範囲でしか無い。元々「上位2位まで」をピックアップしてもらうような問いであり、それらが情報取得ツールとして上位陣に入る人が少数派なのは、仕方のない話といえよう。

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