ゲームに検索・小学生のネット利用

2010/11/21 06:57

インターネットをする小学生gooリサーチは2010年11月18日、NTTレゾナントと共同して行った、小学生の子供を持つ保護者に対する「小学生のインターネット利用に関するアンケート」の結果を発表した。それによると調査母体においては、子供のインターネット利用時間は「専用のパソコン(PC)を持つ子供の方が長い」傾向が確認できた。また子供の利用目的としては「ゲーム」が最多で、次いで「趣味や娯楽目的の検索」「勉強や宿題目的の検索」が続いている(【発表リリース】)。

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今調査は2010年10月1日から11日にかけて小学生の子供を持つ保護者に対して行われたもので、有効回答数は1万3925人。男女比は45.6対54.4、年齢階層比は20代1.1%・30代40.8%・40代53.2%・50歳以上4.8%。なお今件は設問の設定や文脈上、パソコン経由のインターネット利用という解釈で見てほしい。

今や社会生活の維持には欠かせないインフラの立ち位置を確立したインターネットだが、その利用の第一歩を踏み出した歳・学年は「小学1年生」が最多であるという結果が、今調査では出ている。

↑ インターネットを利用開始した学年
↑ インターネットを利用開始した学年(再録)

それではそのインターネットの利用時間はどれくらいなのだろうか。全体では週当たり30分未満とする子供が37.0%。次いで30分-1時間が26.1%と、やや少なめの感はある。

↑ インターネットの利用時間(パソコン環境別、週当たりの時間)
↑ インターネットの利用時間(パソコン環境別、週当たりの時間)

半ば当然かもしれないが、子供一人ひとりが専有できる可能性が高い環境ほど利用時間も長くなる傾向を見せている。たとえば「親と共有でパソコンを使っている」子供におけるネット利用時間は、1週間で1時間未満のパターンで約三分の二に達している。その一方、子供一人につき一台のパソコンがある環境では、1週間に7時間以上インターネットにアクセスしている小学生は1割を超えるという結果が出ている。

単純にパソコンが空かないからというだけでなく、子供にどれだけインターネットへアクセスさせるかという保護者の姿勢が、子供に提供するパソコンそのものの環境にも反映されているようだ。

インターネットで何をしているのかな
それでは小学生たちはインターネットで何をしているのだろうか。トップは想像通り「ゲーム」。次いで「検索」が続いているが、「遊び」と「勉強」がほぼ同列なのは興味深い。

↑ 子供のインターネットの利用目的(複数回答)
↑ 子供のインターネットの利用目的(複数回答)

「ウェブサイトの閲覧(ウェブサーフィン)」は第四位で、比率としては上位三位と比べて20ポイント前後値を落としている。以後「ウェブ学習」「地域情報収集」などが続くが、中には「自分のブログ・ウェブサイト更新」という回答も1.9%ではあるが確認できる。人数比で50人に1人弱が、自分のブログやウェブサイトを持っているということか。

なお上位2選択肢の「検索」は、必然的に「検索結果を経由して該当ページにアクセスする」が含まれる。「ウェブサイトの閲覧」項目とは別に、各検索結果ページを閲覧していることに注意されたい。



小学生に料理を学ばせる時に、いきなり包丁を持たせる保護者は滅多にいない。ままごとなどで練習させたり、はじめは電子レンジなど比較的安全な調理器具から慣れさせていくもの。【トップは「保護者が」だが……ネット世界の「利用上の注意」「暗黙の了解」は誰が教えるべき?】にもあるように、単にインターネットへのアクセス環境を与えるだけでなく、利用上の注意は保護者がしっかりと教えてあげる必要があることを忘れてはならない。

なお今回の調査結果は、あくまでも保護者の立場から見た子供のインターネットに関わる行動様式。【子供がネットトラブルを起こしそうな場所、親はちゃんと把握して……ない!?】にもあるように、子供のアクセス状況をすべての保護者が完璧に把握しているとは限らず、現実とは多少なりともずれが生じている可能性があることを書き記しておこう。

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