今後買いたいETFは「日本株全般」がトップ

2010/11/21 06:56

投資ブラックロック証券は2010年11月17日、ETF(上場投資信託、Exchange Traded Fund)購入経験者を対象としたETFに関する意識調査結果を発表した。それによると調査母体のうち今後ETFへの投資において残高を増やす意向を持つ人においては、日本株全般を対象にしたETFを保有したいと考えている人が一番多いことが分かった。次いで海外新興国株式全般のETF、海外のグローバル株式などが続いている(【ブラックロック証券】、該当資料はリリースにて同年11月17日に受領)。

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今調査は2010年2月26日から3月8日にかけてETF購入経験を持つ20-69歳の男女に対しインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比・年齢階層比は未公開。

今調査母体のうち「現時点で」ETFを所有し、今後もETFに投資したい・どちらともいえないと考えている人は475人。その中で「今後保有残高を増やす」「どちらかといえば増やす」と回答した309人に対し、どのような種類のETFを購入したいかについて、複数回答で聞いた結果が次のグラフ。最多回答率を見せたのは「日本株全般」で58.3%に達している。

↑ 今後保有したいETF(今後ETFに投資したい・どちらともいえない人のうち、保有残高を増やしたい意向の人限定、複数回答)
↑ 今後保有したいETF(今後ETFに投資したい・どちらともいえない人のうち、保有残高を増やしたい意向の人限定、複数回答)

ETFの魅力の一つは個別銘柄の株式投資と比べてリスク分散を行いやすい点にある。中長期的に日本株を所有したいが、個別銘柄ではリスクも大きいし、かといってリスクを分散できる程大量に買い込むだけの買い付け資金はないし……という場合、日本株全般を対象にしたETFが魅力的に映るのだろう。

第二位から第四位は海外に対するETF。海外個別銘柄は取扱い証券会社で無ければ取引できないし、窓口があっても取扱い銘柄が少ない場合が多々ある。しかも取引手数料も高め。個別での購入は出来ないが、海外全般に投資したい、あるいは新興国の成長に期待したいという人には渡りに船。海外系ETFの序列を見ると「新興国全般」「グローバル(要は全部)」「先進国全般」「新興国個別」の順になっており、海外に投資したい人の心境が透けて見える。



ウォール街数年前までは日経平均絡みのETF以外はほとんど種類も揃っておらず、マイナーな部類でしかなかったETFだが、この数年でさまざまな種類のものが登場し、市場をにぎやかにさせている。組み方次第では、これまでの個別株式投資では出来なかった多彩でリスク軽減が狙えるポートフォリオを編成できる。何より一つの証券取扱い画面で、現物・債券・商品、国内外の金融商品を比較的安価に(疑似的にではあるが)コントロールできるのが嬉しいお話。

現状ではこれまで以上に金融商品の取引そのものへの圧力が強くなりそうな雰囲気を見せているが、博打や賭け事ではなく、「お金を働かせて間接的に他人の手助けをする」という考えのもと、投資を見つめ直してほしいものだ。お金にまつわる色々な仕組みや常識に対する興味関心も高まり、それらの一つ一つもまた、役に立つに違いないのだから。

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