不動産サイトで最も調べたい情報とは

2010/11/17 07:06

間取り図……ではなくてアイシェアは2010年11月16日、マイホームをまだ所有しておらず、かつ購入意欲のあるユーザーに対しての不動産サイトへの期待に関する意識調査結果を発表した。それによると調査母体で不動産情報をネットで調べた経験のある人においては、一番知りたい情報は「物件価格」であることが分かった。次いで立地条件や周辺環境、建設仕様や設備、デザインが過半数を超えた回答率を得ている。また男女別にみると圧倒的に男性より女性の方が、情報取得に対する意気込みは強いことを示す結果が出ている(【発表リリース】)。

スポンサードリンク


今調査はアイシェアが2010年10月21日から10月25日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対してパソコンのインターネット経由で、「パート・アルバイトを除く有職者」「マイホーム未所有者」「マイホームの購入意欲がある」の条件に一致した人に対して行ったもので、有効回答数は840人。男女比は男性82.3%・女性17.7%。年齢階層比は30代62.7%・30代37.3%。

【「間取り図掲載」は100%・インターネットでの物件探しに求められる情報とは】【平均2.9社・カップルは3.3社……賃貸物件を借りるまで何件の不動産会社に足を運ぶ?】にもあるように、賃貸にしても購入にしても、不動産情報をインターネット上で検索することは、よい物件を探し出す手段として必要不可欠な域にまで達している。今調査母体はインターネット経由によるもので、かつ「パート・アルバイトを除く有職者」「マイホーム未所有者」「マイホームの購入意欲がある」の条件に一致した人に限定されているが、インターネットで不動産情報を調べたことのある人は50.4%に留まっており、むしろ少ない感すらある。

その50.4%の人にどのようなコンテンツを利用・閲覧したかを複数回答で聞いたのが次のグラフ。見方を変えれば「不動産サイトで利用者が何を求めているか」「物件探しをしている人がどんな情報を欲しているか」のリストに近しいものともいえる。

↑ 不動産サイトで見たい・知りたい情報は?(複数回答、ネットで不動産情報を調べた経験のある人限定)
↑ 不動産サイトで見たい・知りたい情報は?(複数回答、ネットで不動産情報を調べた経験のある人限定)

トップは物件価格。インターネット上での情報検索・閲覧の利点の一つが「比較が容易」ということ。それだけに余計に、相場が気になるのだろう。

次いで高チェック率なのが「物件の立地条件・周辺環境」。百歩譲って購入した不動産は自分で手直しが可能だが、周辺環境を変えることはできない。一度物件を購入したら長期間住まうことになる場所なだけに、気になるのは当然のこと。ほぼ同率で「物件の建設仕様・設備」が入っているが、これは「ハズレを引かされたくない」「こんな設備が欲しい(庭、ガレージ、広いバルコニーetc...)」などの自分のニーズを満たすか否かのチェックといえる。購入してから手を加えることは不可能でないものの、可能なら最初からついている方が良い(し、購入後には変更不可能なものが多い)。

ついで「物件の外観・内観デザイン」。一日のうち長い時間を過ごすだけに、デザインよりも実用的な面を重視したいところだが、心を落ち着かせる、心のよりどころとなる住宅としては、デザインにも注目。サイケデリック、あるいはパンクなデザインの家で一日を過ごすとして、落ち着いた気分でいられるだろうか。

今件を男女別にみると、非常に大きな差異が確認できる。

↑ 不動産サイトで見たい・知りたい情報は?(男女別)(複数回答、ネットで不動産情報を調べた経験のある人限定)
↑ 不動産サイトで見たい・知りたい情報は?(男女別)(複数回答、ネットで不動産情報を調べた経験のある人限定)

「その他」以外の全項目で男性以上に女性が高い同意率を見せている。それだけ女性は深い関心を抱いているといえよう。先の【一人暮らしの女性の決断? 男女別単身世帯の分譲マンション比率をグラフ化してみる】が思い起こされる。

具体的項目としては、「物件の立地条件・周辺環境」「物件の周辺エリア情報」などの周辺地域を含んだ生活環境の項目で、とりわけ男性よりも高い値を示している。多くの事例において男性よりも女性の方が長期間・一日の長時間を過ごすという点では、至極当然といえる。



今件は「物件購入希望者」を対象にしているが、賃貸物件を探す場合でもニーズに大きな違いはないはず。しかし情報提供側としては取引価格(&手数料)がケタ違いになるので、売買物件に力を入れてしまうのは当然、そして仕方のないの話といえる。

なお元資料では「物件の内部を3Dで閲覧できる仕組み」についても触れており、インターネット上からより詳しく、理解しやすい形で物件情報を得ることができる。興味深い仕組みといえよう。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー