女性はやや多し、少しずつ年齢上昇の動き…mixi動向(男女・世代構成、2010年9月)

2010/11/17 07:09

先に【mixiの現状をグラフ化してみる(2010年9月末時点)】【ミクシィ(2121)】が運営するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)【mixi】の最新動向についてグラフを交えて色々と考えてみた。その記事を後ほど読み返した際に、会員の男女比についてチェックを入れた方がいいかと感じるようになった。【女性6割、20代前半までで5割強…Facebookの人気ゲームアプリたちのプレイヤー属性をグラフ化してみる】などでも触れているが、携帯電話の普及・ソーシャルメディアへのアクセス増加により、ソーシャルメディアでも女性の比率が増加する傾向を見せているからだ。そこで今回は、mixiの男女比、そしてせっかくだからと年齢階層比について、先の記事よりは少々ロングスパンでグラフを構成してみることにした。

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データ取得元はミクシィの各四半期決算短信の説明会資料。さかのぼる年月はキリの良い10回分。まずは早速男女比について。

↑ mixi会員の性別構成推移
↑ mixi会員の性別構成推移

モバイルでは多少の凹凸があるものの、男女比に変移は見られない。男性45.5%・女性54.5%内外を維持している。一方で全ユーザーを見ると、ほんのわずかずつではあるが、男性ユーザー比率が増加しているのが確認できる。これはすなわち、パソコン(モバイル以外)のユーザーにおいて、男性比率が少しずつ増加していることを意味する。とはいえ、見た限りでは女性優位な状況に変わりはない。

続いて「せっかくだから」とばかりに調べた年齢階層比の推移。こちらは途中から公開データの区分が変わっているため、調整を行う意味で10歳区切りに再計算を行っている。まずは全体における年齢階層比。

↑ mixiの会員年齢階層比(全体)
↑ mixiの会員年齢階層比(全体)

20代が最多階層だが少しずつ30代以上が浸食しつつあるのが分かる。これは先の記事でも触れたように「利用ユーザーが歳を取った」「mixiなどのソーシャルメディアが社会全体に浸透し、高齢者も参加するようになった」あたりで説明がつく。この現象はmixiに限ったことではなく、【グリーとディーエヌエーによるテレビCMの多さの「なぜ」を”もう少しだけ”考えてみる】で解説しているGREEやモバゲータウン、そして【Facebookの利用者分布などをグラフ化してみる】で解説しているようにFacebookでも同様。

続いてモバイル。なおmixi区分ではスマートフォンはパソコン属性として見なされ、モバイルには含まれていないことに注意。

↑ mixiの会員年齢階層比(モバイル)
↑ mixiの会員年齢階層比(モバイル)

「全体」と比べると10代・20代の比率が高めで、モバイルは若年層が多用しているのが分かる。しかし一方で、その世代の比率減少と、それより上の世代の比率上昇傾向は「全体」と変わらない。パソコンだけでなくモバイルでも、世代の積み重ね・広域への浸透が広まっている。



世代を超えて厳密にいえば10代においては、先の記事で指摘しているように15-17歳の層は微増を見せ、18-19歳は大きく減少している。前者は招待制が無くなったことによるアプローチのしやすさから、後者は20代以上と同様に若年層比率の減少に連なっているものと思われる。

広報展開の戦略などもあり、会員の年齢層は非常に重要な要素となる。年齢層の変化が先か、コンテンツや機能の変化が先か、それはまるで卵とニワトリの話のようですらある。いずれにせよ、mixiも他のソーシャルメディア同様に、「若年層の溜まり場」から、本当の意味での「全域開放なソーシャルのメディア」にステップを歩んでいくのだろう。

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