トーマス・エジソンから学ぶ7つの人生訓

2010/11/19 06:35

トーマス・エジソン電球をはじめ多彩な発明を次々に繰り出し、人類科学史に比類なき貢献をした世紀の発明家、トーマス・エジソン氏。彼もまた数多の偉人の一人として数えられており、必然的に生前に語られた言葉の数々が「名言」として歴史に刻まれている。彼の研究室が置かれたアメリカ・ニュージャージー州のメンロパーク(Menlo Park)にちなみ「メンロパークの魔術師(The Wizard of Menlo Park)」とまで呼ばれた彼の名言のうち、代表的な7つを【Dumb Little Man】では紹介している。

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ハードル1.不可能に見えること
原文は「アイディアを生み出す人のほとんどすべては、それが不可能に見えるところまで努力して、そして失望してしまう。しかしそれは失望する場ではないのである(Nearly every man who develops an idea works it up to the point where it looks impossible, and then he gets discouraged. That's not the place to become discouraged.)」。つまり不可能に見えること、障害物、障壁は、その先に成功が待ち構えている証でもある。そのハードルを乗り越えた先にこそ、求めていたものが待ちかまえている。それはまるで、夜明け前の直前が一番暗いのと同じ理由といえる。

2.努力
原文は「天才とは1%のひらめき、そして99%の努力から構成されている(Genius is one percent inspiration and ninety-nine percent perspiration.)」。技術にしても成功にしても才能にしても、天から降ってくるものではなく、日々の積み重ねによって無し得るものでしかない。ひらめき、運、チャンスの到来は、要素としてはわずか1%程度に過ぎない。恐らくはエジソンのセリフの中で一番有名な言い回し。

3.能力
原文は「もし私たちが自分達に出来ることすべてを成し遂げれば、そのこと自体に自分達自身が大いに驚かされるに違いない(If we did all the things we are capable of, we would literally astound ourselves.)」。一人ひとりには誰でも類まれなる能力・技術・才能が潜んでいる。普段の生活ではそれを十二分に発揮できていないに過ぎない。自分の本来の能力を見出だし、何年にも渡って磨きあげることができれば、自他共に腰を抜かすほどの成果を生み出すに違いない。

独りきり4.心の孤独感
原文は「もっとも素晴らしいアイディアは孤独の中で生み出された(The best thinking has been done in solitude.)」。孤独、というよりは「静寂の場」とした方が適切かもしれない。極力雑音も邪魔も入らない場所で(ケータイなどもっての他)、一人静かに、物思いにふける。瞑想状態に入る、と説明すれば分かりやすいだろうか(【忙しさの合間の中で心の「ひと休み」を見つける6つの方法】なども参照すると理解が深まる)

5.不安定感
原文は「不安定感は不満の表れであり、不満は進歩に必要不可欠な要素となる(Restlessness is discontent and discontent is the first necessity of progress.)」。完全に充足した人物、いわゆるスーパーマン的な人はそこから何も進歩することがない。なぜならあまりにも満ち足りていて、不満を解消する必要が無いからだ。人は不安定さの中に不平不満を覚え、それを解消しようとして努力をし、それが進歩につながっていく。

道のり6.展望
原文は「失敗したんじゃない、単に上手くいかなかった1万もの方法を新たに見つけただけだ(I have not failed. I've just found 10,000 ways that won't work.)」。失敗を「失敗ルートの発見」という形で置き換え、今後の経験として活かす。成功論以上に失敗論が人の注意をひきつけ、実際に役立つことを適切に語っている(【成功事例よりも要チェックな失敗事例集こと「失敗知識データベース」】などが良い例だ)。別の文献では「失望しない。どんな失敗でも次の前進のための新たな一歩となるからだ(I am not discouraged, because every wrong attempt discarded is another step forward.)」という言い回しもあり、これに類したものといえる。

7.勤勉、粘り強さ、そして常識
原文は「何を成し遂げるにしても欠かせないものは3つ。すなわち、勤勉、粘り強さ、そして常識である(The three great essentials to achieve anything worth while are: Hard work, Stick-to-itiveness, and Common sense.)」。「2.」と重なる部分があるが、まずは努力、勤勉さが欠かせない。これが無いと成功はおぼつかない。成功した人に「こんなの簡単でした」と感想を語る人など滅多にいない。そして粘り強さ。これが無いと「1.」にあるようにハードルが目の前に現れた時に、すぐに挫折してしまう。そして最後は「常識」。皆持ち合わせているはずのものだが、使うべき時に使っているとは限らない。

原文では最後に「成功するに足る要素は常に持ち合わせている。後はそれを確固たる意志の中で組みたてるために粘り強く、常識の中で努力を続けるだけ」ともある。エジソンの後半期の所業を見ると、色々と考えたくもなる、という人もいるだろう(気になる人は各自調べてみよう)。しかし彼が成し遂げた発明や語った言葉の重みに変化が生じることは、ほんのひとかけらも無いはずだ。

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