禁煙中、9割は「今後も継続できると思う」

2010/11/15 07:04

継続マクロミルは2010年11月8日、今年10月のたばこ値上げをきっかけにした禁煙に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち禁煙を継続している人において、今後も禁煙を継続できると考えている人は9割強に登ることが分かった。若年層ではやや自信が無い人が多く、8割台にまで落ち込んでいる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年11月1日から11月2日にかけてインターネット経由で、今年10月のたばこ値上げをきっかけに禁煙を始めた人を対象に行われたもので、有効回答数は500人。男女比は342対158。年齢階層比は20代64人・30代166人・40代159人・50歳以上111人。「禁煙を始めた人」が対象であり、調査時点でその禁煙を挫折した人も含まれていることに注意。

調査母体は10月1日に禁煙を始めた人だが、調査時期の11月1日時点、つまり禁煙を始めてから1か月経過した時点で、完全禁煙を続けている人は6割強。何本か吸ってしまったが禁煙状態を続けている人も含めれば、禁煙継続者は約8割になる。

↑ 11月1日時点で禁煙が続いているか
↑ 11月1日時点で禁煙が続いているか(再録)

その「禁煙継続派」の8割の人に、今後も禁煙を続けられる自信があるか否かについて尋ねた結果が次のグラフ。強い意志で「ある」と回答した人は57.9%、「どちらかといえば、ある」が33.8%、あわせて91.7%が「自信あり」と答えている。

↑ 今後も禁煙を続ける自信があるか(禁煙継続者限定)
↑ 今後も禁煙を続ける自信があるか(禁煙継続者限定)

「自信」と「実情」「現実」はまた別物だが、ともあれ1か月間禁煙を継続できた人にとって、さらに続けることに対する自信は結構大きいようだ。

これを属性別に見ると、女性より男性・若年層より高齢層の方が自信の大きさを確認できる。

↑ 今後も禁煙を続ける自信があるか(禁煙継続者限定)(属性別)
↑ 今後も禁煙を続ける自信があるか(禁煙継続者限定)(属性別)


特に若年層は自信なさげで、「ある」と強く断じることができるのは44.4%でしかない。他の年齢階層と比べると15ポイントほど少ないのが分かる。具体的な数字は公開されていないが、自信のある理由では「禁煙治療をしている」「健康のため」など、中堅層以降でないと難しい・該当状況に無いものが確認できる。「ただ何となく」あるいは「値上げがきついから」だけで禁煙する場合と、それに加えて「医者に通っているから」「健康に留意しないと色々と数字が悪くなっているし……」という場合とでは、どちらが禁煙を続けられそうかは一目瞭然。



「禁煙を続ける」という意志があっても、それを継続できるかはその意志の強さ、そしてもっと大きなレベルでの我慢強さがキーポイントになる。一方で、今回のたばこ値上げで禁煙を決意し、実行した今回の調査母体の人の場合は、「大規模な値上げ」という経済面での「禁煙後押し」もあり、我慢しなければならない外部的圧力も大きい。

特に中高齢層に多い、「過去に禁煙をして結局断念してしまった」人たちが、どこまで禁煙を継続できるか。気になるところではある。

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