【更新】「お金が無い けれどもこれは 維持したい」節約は限界まで避けたい生活費は?

2010/11/10 06:28

拒否アイシェアは2010年11月8日、生活費の節約に関する意識調査結果を発表した。それによると調査母体においては、給料日前などで一時的に生活費がツラい時でも「医療費」は限界まで節約したくない生活費の筆頭に挙げられていることが分かった。順位上では「食料・飲料費」が続いている。一方で「節約したくない生活費は無い」とする意見も2割近くいて、「生活が苦しい時に聖域は無い」という現実の厳しさがうかがい知れる([発表リリース])。

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今調査はアイシェアが2010年10月19日から10月22日の間、無料メール転送サービスCLUB BBQの登録会員(携帯電話による個人認証を利用したもの)に対してパソコンのインターネット経由で行ったもので、有効回答数は665人。男女比は男性54.0%・女性46.0%。年齢階層比は20代26.9%・30代35.0%、40代38.0%。

可処分所得の減少などで節約志向が日常茶飯事的なものとなり、これが外食・小売をはじめとする、各種対面販売を行う産業にも深刻な影響を与える昨今。このような中長期的な傾向とは別に、身近な、ショートスパンでの個人的・家計レベルでの「財政危機」に陥る場合もある。そのような場面においても、ぎりぎりまで我慢してこれだけは節約したくない、出費を抑えたくないとするのはどの項目だろうか。

↑ 給料日前などで一時的に「生活が苦しい」と感じた時でも、「これだけは限界まで節約したくない」と思う生活費は
↑ 給料日前などで一時的に「生活が苦しい」と感じた時でも、「これだけは限界まで節約したくない」と思う生活費は

トップは「医療費」。【ジェネリック医薬品「使いたい」は82%】などにもあるように、医薬品の切り替えである程度の節約はできる感はあるが、こだわりの無い人はすでに切り替えをしており、こだわりがある人は最後まで通常のものを使いたい、ということなのだろう。また、例えば「お金がないので歯医者への通院・治療はパス」としてしまうと、ますます歯痛・虫歯が進行してしまい、結局余計に医療費がかかる羽目になりかねない。

次いで多いのは「食料・飲料費」。「真っ先に節約する生活費」でも上位についている項目だが、中期的な不景気ですでに限界近くまで倹約しており、これ以上の節約は日々の食生活、さらには一日の生活そのものに大きな影響を与える、というのが本音か。

男女別では「最終防衛ライン」にやや違いが見えてくる。

↑ 給料日前などで一時的に「生活が苦しい」と感じた時でも、「これだけは限界まで節約したくない」と思う生活費は(男女別)
↑ 給料日前などで一時的に「生活が苦しい」と感じた時でも、「これだけは限界まで節約したくない」と思う生活費は(男女別)

男性は「食料・飲料費」「通信費」の両項目で女性より強いこだわりを見せている。日々の生活の中で明確に「娯楽」と見なせる費用以外に、数少ない「楽しみ」ともいえる食事やインターネット・携帯まで減らすのは勘弁こうむりたいというところだろう。一方女性は「節約したい生活費無し」の項目が男性より高く、男性ほどこだわりはないことが分かる。

年齢階層別では、ある意味当然の結果が出ている。

↑ 給料日前などで一時的に「生活が苦しい」と感じた時でも、「これだけは限界まで節約したくない」と思う生活費は(年齢階層別)
↑ 給料日前などで一時的に「生活が苦しい」と感じた時でも、「これだけは限界まで節約したくない」と思う生活費は(年齢階層別)

他の項目ではばらつきがあるが、唯一「医療費」の項目は世代が上になるほど「最後まで節約は避けたい」とする意見が強くなる。実際医療費そのものは世代が上になるほどかかっていそうなものだが、それと共に健康に対するこだわりも強いモノとなり、下手に削って健康回復・維持に支障が生じては……という心配が現れている。



「節約」の方法については多種多様で、インターネット上で検索すればそれこそ夜空の星の数ほどのサイト・情報を見つけることができる。また、節約方法は自分自身で知恵を絞って考えるより、他人にチェックしてもらった方が分かりやすい・はじめて気が付くものも多い。節約関連のコミュニティに顔を出したり、お金周りの専門家であるFPに相談をしてみるのも一興といえよう。

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