GALAXY Sは来月以降でドコモ足踏み…SBMは純増数でトップを継続中(2010年10月末携帯電話契約数動向)

2010/11/09 06:43

電気通信事業者協会(TCA)は2010年11月8日、2010年10月末時点の携帯電話及びPHSの契約数を発表した。それによると同年10月末時点の携帯電話の契約数は1億1590万1800件となった。これは前月比で0.4%のプラスになる。また、純増数ではソフトバンクモバイルが32万4200件の増加で先月から続き主要グループ中トップとなった(【発表リリース】)。

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2010年10月末時点の主なデータは次の通り。

・携帯電話全体……1億1590万1800件
・事業者別
 NTTドコモ……5695万2200件(+5万7700)
 au(KDDIなど)……3234万9600件(+5万8400)
 ソフトバンクモバイル……2379万8400件(+32万4200)
 イー・モバイル……280万1600件(+6万0800)
携帯電話契約件数
↑ 携帯電話契約件数

携帯電話契約件数(増減)
↑ 携帯電話契約件数(増減)

10月も9月同様に純増数の動向は通常スタイルの動きを見せている。ただしトップのソフトバンクモバイルと第二位のNTTドコモなどとの差が開き、そして第二位以下の差が縮まりつつあるのが目に留まる。そのソフトバンクモバイルは6月24日発売のiPhone4が引き続き大きく貢献している。ある程度発売から日が経過し、在庫量が増えてきたのも、数そのものの増加を後押ししているのだろう。第三位に後退したNTTドコモだが、10月28日発売の「GALAXY S」の実質的な影響は来月発表分以降になること、昨日8日付で秋・冬向けの新機種28種類を一度に発表し、LTEサービス「Xi」の開始やタブレット型端末の投入などもあり、今後の動向が楽しみな展開を見せている。

【携帯電話の普及率推移をグラフ化してみる(2010年版)】で解説しているが、携帯電話の普及率はすでに9割を超え、特に若年層には欠かせない生活アイテムとなっている。携帯電話そのものの台数も【1世帯2台以上は当たり前?…携帯電話普及率などをグラフ化してみる】で示しているように、「1世帯当たり」の台数は2台を超え、「携帯電話所有者を母体とした調査」が少数派・偏った意見であるという認識事態を改めなければならないのが現状。今後はさらに浸透が深まるソーシャルメディアへのアクセスを軸に、幅広い層への展開(特に未開拓部分が大きい高齢者)、施策が期待される。そして電子書籍など関連分野との連動も合わせ、先日ドコモからは4機種も新商品が発表された「スマートフォン」の動きにも気を払うべき。携帯電話の契約数増減の観点でも、今後重要な要素となるに違いない。

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