冷凍食品一番人気は「めん類」・買う時に重視する点は「価格」と……

2010/11/07 07:28

冷凍食品マイボイスコムは2010年10月25日、冷凍食品に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち冷凍食品を購入している人においては、うどんやラーメンなどの麺類が一番人気が高いことが分かった。5割近い人が購入していると回答している。一方、それらの冷凍食品を購入する際に重視する点としては、「価格」がトップでほぼ同列に「味」がつき、やや得票率は下がるものの「生産国」が上位についているのが確認できる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年10月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万1938人。男女比は47対53、年齢階層比は10代2%・20代12%・30代31%・40代32%・50歳以上23%。

コンビニやスーパー、そしてドラッグストアやディスカウントストアなどでも目にする商品群で、冷蔵庫が普及した現在では食生活上多くの人が活用している冷凍食品。数年前のいわゆる「中国産毒ギョウザ事件」やその前後から問題視されている「チャイナリスク問題」で利用が冷え込んだ面もあったが、原材料への配慮など企業側の努力もあり、また最近ではコンビニのプライベートブランドで積極的な展開がなされていることで、家庭への浸透度はますます高まりを見せている。

今調査母体では、冷凍食品の購入者は約8割。週一以上の購入者は36.4%に達している。中にはほとんど毎日購入する人も1.7%いるほど。

↑ 冷凍食品の購入頻度
↑ 冷凍食品の購入頻度(再録)

それでは、それら購入者はどのような種類の冷凍食品を手にしているのか。一番人気は麺類。次いでお弁当の食材が上位についた。チャーハンやピラフ、おにぎりのような米飯類も上位に顔を見せている。

↑ 購入する冷凍食品の種類は(複数回答可、購入者限定)
↑ 購入する冷凍食品の種類は(複数回答可、購入者限定)

数年前に「冷凍食品の某社のうどんはすこぶる美味しい」という話がネット界隈を駆け巡ったことがあった。元々その会社のうどんは冷凍で無くとも美味しいという定評があったのだが、冷凍の際にもその会社ならではの技術を用い、美味しさを閉じ込めたまま冷凍・長期保存が可能となったという説明が雑誌に掲載されるに至り、ますます人気が高まる結果となった。当方も実際食してみたが、麺の腰の強さ、のどごし、そして味わいそのものもあわせ、昔の冷凍食品のイメージを根底から覆してしまうほどの旨さだった(しかも通常価格帯の汎用品レベルで、だ)。

昨今ではその某社商品のものでなくとも美味な冷凍食品の麺類は多く、最近では大手コンビニのプライベートブランドで展開されている麺類はみな美味しい、という話もある。案外麺類と冷凍食品は相性が良いのかもしれない。

第二位の「お弁当の食材」は【何もしなくとも放置で食べられる自然解凍食品が人気】でも解説しているが、お弁当に冷凍したままの状態で入れておき、お昼にいただく時にちょうどよく自然解凍されるタイプのものも広く浸透するようになったことで、ますます便利さがアップした感はある。忙しい朝の時間帯に、お弁当を創らねばならない主婦にとっては、大変頼もしい味方といえる。

さてこれらの冷凍食品を購入する際、どのような点を重視するだろうか。トップについたのは「価格」。次いで「味」。この2つが抜きんでて高い回答率を得ている。

↑ 冷凍食品購入時、どのような点を重視するか(複数回答可、購入者限定)
↑ 冷凍食品購入時、どのような点を重視するか(複数回答可、購入者限定)

最近ではコンビニやドラッグストアで、冷凍食品の3-4割引、時には5割引セールもよく行われるようになった。ある程度の保存が利くため、まとめ買いには便利であるし、それは同時に店側の立場でも集客アイテムとして非常に有益なものとなる。ただでさえ手間いらずで時間の節約になる冷凍食品が、割引によってお金まで節約できるのなら、利用しない手はないというもの。もちろんただ安いだけでは困りものに違いはなく、重視点には「味」が「価格」とほぼ同列に並んでいる。

注目すべきは「生産国」が第三位についていること。先の【冷凍食品の購入二大理由、「手間が省け」て「保存が出来る」】でも解説しているように、ここ数年でいわゆる「チャイナリスク」の言葉に代表されるように、食品の生産国に注意をする習慣がかなり浸透するようになった。【国産品 意識するのは8割強、女性はいっそう用心重ねる】にもあるが、女性の方が関心度は高い。無論国別だけですべてを判断すべきではないものの、食品の内容について安全への関心度が高まることは決して悪いことではない。



コンビニのめん類冷凍食品本文中でも触れているが、昨今では大手コンビニが揃ってプライベートブランドで冷凍食品を展開しており、冷凍食品の身近度はますます強まっている。調理が非常に簡単なため、帰宅の遅い一人暮らしにも受ける傾向があるようだ。100円・200円単位でおかずを選べるので、惣菜コーナーでの選択と同じような使われ方をしているのだろう。

冷凍食品の利用そのものについて是非はあるものの、便利であることは疑いようもない事実。振り回されることなく、使いこなしていきたいものである。

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