食用油、一番知られているのは「日清サラダ油」・使われているのは……?

2010/11/08 05:09

食用油マイボイスコムは2010年10月25日、食用油に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、選択肢の中でもっとも認知度の高い食用油は「日清サラダ油」であることが分かった。9割近い人が「知っている」と答えている。一方で食用油の利用者に対して「1年来で使ったことがある」「もっとも使った」食用油を聞いたところ、双方とも「日清キャノーラ油」が「日清サラダ油」を抜いてトップにつく結果となった【発表リリース】

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今調査は2010年10月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万1957人。男女比は47対53で、年齢階層比は10代2%・20代12%・30代32%・40代32%・50歳以上23%。

電子レンジをはじめとする調理機器の進歩で昔と比べれば必要度は低くなったものの、料理を行う際に「食用油」は欠かせない調味料の一つ。炒め物や揚げ物はもちろんだが、焼き物、そしてソース・ドレッシングや和え物を創る際にも使われる。一方で【食品安全委員会資料に見る「トランス脂肪酸」の国内最新事情】にもあるようにトランス脂肪酸をはじめとし、食用油と健康に関する関心度が高まりを見せ、それに応じる形でメーカー側からも多種多様な健康志向の食用油が発売されている。

今調査母体のうち、食用油を用いる人は約8割。公開データ中には詳細はないものの、女性の30-40代では「ほとんど毎日」が4割を占めており、料理において積極的に活用しているようすがうかがえる。

↑ 食用油を使うか
↑ 食用油を使うか

そこで知っている食用油について選択肢の中から選んでもらったところ、「日清サラダ油」が85.4%と最上位についた。次いで「日清キャノーラ油」が続いており、日清フィーバー状態である。

↑ 知っている食用油(複数回答、回答率10%以上のみ)
↑ 知っている食用油(複数回答、回答率10%以上のみ)

日清サラダ油用意されている選択肢は「全国的にスーパーやコンビニなどで容易に目に留まる食用油」ということからか、日清・味の素のメジャーどころの商品のみとなっている。当方が多用している「ごま油」(かどや製油など)の姿は見当たらないし、通常の食用油でも『アマゾンで「食用油」を検索しても』実に多種多様なブランドが実在する。ただし、やはり地域性が強かったり、すぐに手に入る類のものが多く、「汎用性の高い商品」という意味で選択肢が用意されたと考えてよい(それ以外なら「その他」を選べば良いわけであるし)。また「ごま油」は大意では「食用油」に含まれるが、今件の調査では別系統扱いされているものと思われる(日清・味の素のごま油も選択肢にない)。

ともあれ、トップには非常になじみ深い、「食用油といったら、薄黄色と赤のパッケージの、この油」と表しても多くの人が同意するであろう、日清サラダ油がついている。次点は「日清キャノーラ油」だが、菜種のうち「キャノーラ種」を原材料としたもので、通常の食用油と比べて「油っこくない」のが特徴。

認知度では「日清サラダ油>>日清キャノーラ油」だが、利用性向はどうだろうか。

↑ 1年以内に使った食用油(回答率5%以上のみ)と、最も使った食用油(食用油を使う人限定)
↑ 1年以内に使った食用油(回答率5%以上のみ)と、最も使った食用油(食用油を使う人限定)

利用している人の割合、そしてもっとも良く使われている油(複数の油を使い分けている人もいる)、双方で「日清サラダ油」以上に「日清キャノーラ油」が上位についている。「日清サラダ油」は多くの人に知られてはいるものの、利用する対象としてはむしろ「日清キャノーラ油」に移行していると見てよいだろう。良く見ると、第三位・第四位の味の素ブランドでも「最も使った」回答では通常のサラダ油よりもキャノーラ油が上位についており「同じ食用油を使うにしても、少しでも体に良さそうなものを」という利用者側の考えが透けて見える。

もちろん「良さそうなものだから」と不用意に大量に使ってしまっては何にもならない。元々日本の食生活では、食用油はあまり使われてこなかったという話もある。必要な分だけを使う、そして油をあまり使わない調理方法も使いこなすことで、必要以上の油の摂取も防げるし、調理方法のバリエーションも増えて豊かな食生活を送ることができよう。

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