非営利団体による21のソーシャルメディア活用法

2010/11/07 07:30

非営利団体インターネットを使い人と人とを結びつける最先端のツール、ソーシャルメディア。多種多様なビジネスの場面で活用されているが、もちろん営利活動以外の用途でもフルスロットル状態で利用することができる。何よりうれしいのは、利用手段の豊富さもさることながら、その多くが無料で利用できる点に他ならない。【Social Media Examiner】では21項目に渡り、非営利団体がソーシャルメディアを活用する方法を紹介している。

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1.自分達が伝えたいことをブログに描く
自らの団体の主張内容をブログで紹介する。例えば「家庭菜園を創ろう」という団体なら、その主張と共に、自分達の菜園の栽培日記を掲載してみるのも良い。

2.公表した主張が広まりやすいようなツールを配する
【ツイッター公式の「ツイートボタン」を設置してみる】【Facebookのファンページの「お知らせ」用の仕組みを使ってみる】のような、ネット上の口コミを後押しするツールを配してみる。

3.定期購読しやすいツールを配する
「RSSを購読する」ボタンを配して、更新情報を容易に取得出来るようにする。余裕があれば「RSSの仕組み」についてのページを設けておくとなお良い。

4.自分達が伝えたいことを動画に載せる
文章より画像、画像より動画の方が相手に想いを伝えやすい。プロモーション動画を創り、それをYouTubeなどに配してみる。


↑ The YouTube Nonprofit Program。

残念ながら日本向けには非対応だが、YouTubeには非営利団体向けの【非営利プログラム】も用意されている。

5.Facebookの(ファン)ページを創る
多くの人に自分達の主張を知ってもらうという観点では、現在5億人以上がアクセスしうるFacebookを活用するのが、一番賢い方法。

6.Facebookのニュースフィードを活用する
Facebookにファンページを創っても、特定個人が毎日閲覧するとは限らない。しかしその特定個人は、自分のFacebookのニュースフィードは閲覧するに違いない。……要はアカウントなりページを作ったら定期的に更新・新コンテンツの盛り込みを行い、個々の人たちのニュースフィードに載る機会を設けること。

7.写真にタグ付けをする
イベントの写真をFacebookに掲載したら、その写真にタグをつけて、お礼や状況の説明を行う。

↑ Facebookでは写真を掲載すると、その写真にタグ付けが出来る
↑ Facebookでは写真を掲載すると、その写真にタグ付けが出来る

タグにその人に対するメッセージを添えることで、添えられた本人は歓喜し、他の人にその写真を推奨してくれるようになるかもしれない。

8.Facebookの「グループ」をつくる
Facebookには「ファンページ」同様に「グループ」というコミュニティ形成用の仕組みが用意されている。【Facebookのファンページを創ってみる】で説明しているが、利用用途次第では「ファンページ」以上に使い勝手がよいかもしれない。

9.Facebookの広告を利用する
タダではないが比較的安価に、しかもターゲットを相当細かいところまで絞り込んで広告をFacebook上に出稿できる。

10.FacebookやLinkedlnのイベント機能を用いる
FacebookやLinkedlnにはカレンダーと連動してイベントを公知する機能が付いている。例えば上記の「家庭菜園を創ろう」団体の例なら、来週週末に「さつま芋の収穫祭を行います。奮ってご参加ください」といった公知をすることができよう。

11.Foursquareなど「位置情報」を用いたソーシャルメディアを活用する
位置情報の活用を前提とする【Foursquare】などを使うことで、自分達の団体の活性化を促すこともできる。例えば地域環境を大切にする団体なら、ゴミ拾いの進行状態を逐次報告させる、といった具合だ。

12.ツイッターの検索機能を使う
ツイッターは自分の身近な話を「ツイート(つぶやき、書き込みの意味)」に載せる傾向が強く、逆にいえば地域情報を収集するには格好のデータベースとなりうる。この概念を利用した一例が【つぶやきで風邪の地域動向が分かる? 風邪情報サイト「カゼミル」展開中】で紹介した【カゼミル】ともいえる。

↑ カゼミル
↑ カゼミル

13.ハッシュタグを使う
ツイッター上で共通の話題を検索しやすいようにするための、認識用符丁「ハッシュタグ」。これを宣言して用いることで、自分達の団体に関する話題についてツイッター上で語り合ってもらうことが可能となる。

14.「拡散希望」
自分達のメッセージをより多くの人に見てもらうため、ツイッター上でツイートの最後・最初に「RTして下さい」(日本なら「拡散(希望)」)を添えてみる。ただし日本の現状にもあるように、容易な利用は逆効果となる。

15.ツイッターのアイコンに工夫を施す
ツイッターのアイコンに「共通の認識をしていますよ」的な符丁を意味するリボンをつけるサービス【Twibbon】というものがある。これを使って、自分の団体の所属者にリボンをつけてもらう。赤い羽根のツイッター版だと思えば良い。

16.Eventbriteを活用する
イベントを作成したり探したり参加する【Eventbrite】というウェブサービスがあるが、非営利団体なら割引価格で利用できる。もっともこれは海外向けのサービスなので、日本では事実上意味がない(海外から渡来して日本に来てもらうような、非営利団体のイベントなら話は別だが)。

17.LinkedInで非営利団体の有力者に教えを請う
ビジネス的な人のつながりを重視するLinkedInでは、非営利団体の有力者が多数顔を見せている。そのような人たちにコンタクトを取り、教えを請うてみよう。

18.団体の情報共有化の手段の一つとしてwikiを使う
非営利団体の情報共有化の手段の一つとしてwikiを使ってみる。メンバーが逐次更新を行うことで、参加者は常に最新の情報を取得できよう。

19.認知度を上げるためにスライドショーをSlideShareにアップする
スライドショー版YouTube的な存在として【SlideShare】というウェブサービスがある。非営利団体の主張などを盛り込んだスライドショーを創り、アップロードをして知名度向上を狙うる

20.flickr for goodのサービスを活用する
写真共有サイトFlickrが提供しているサービス【flickr for good】を活用する。非営利団体のTechSoupと提携して行われているもので、非営利団体や図書館はこのサービスを用い、通常より安い価格でFlickrのProアカウントを活用できる。

↑ flickr for good
↑ flickr for good

21.Google Grantsを活用する
特定非営利活動法人を対象とした広告の無料掲載プログラム【Google Grants】を活用する。条件に合えば、AdWordsの広告出稿を無料で行える。


一部修正・編集はしてあるが、基本的に英語の原文をベースにしているため、日本の状況にはマッチしない部分も多分に見受けられる。例えばLinkedInは日本ではまだマイナーな存在のため、「教えを請う」と言っても日本人を探し出すのは難しい。それでもなお、これだけの方法論があることを知るだけでも、随分と「なるほど感」を覚える人も多いに違いない。

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