スマートフォンユーザー全体の要望、トップはFlash。そして次には……

2010/11/01 06:46

スマートフォンMMD研究所は2010年10月21日、スマートフォンに関する調査結果の一部を公表した。それによると調査母体のうちスマートフォン利用者において、現在使っているスマートフォンに対応してほしい機能の最上位についたのは「Flashサイトが閲覧できるように」だった。次いで「おサイフケータイ機能」が上位についており、スマートフォンの現状をかいま見られる結果となっている(【発表リリース】)。

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今調査は2010年10月13日から18日にかけて携帯電話のインターネット経由で行われたもので、有効回答数は2258人。そのうち今回の項目の対象となるスマートフォン保有者は385人。性別・年齢階層別区分は非公開。

携帯電話に近い機動力を持ち、ノートパソコンに近い性能を有するスマートフォン。価格が携帯電話と比べてやや高価な難点もあるが、その利便性、そして特にiPhoneの飛躍的な展開により、多くの人に認識され、新たな市場と可能性を構築しつつある。携帯電話を保有する今調査母体に(※携帯電話を使ったネット調査だから)、スマートフォンの保有の有無を尋ねたところ、保有率は17.1%に達していた。その17.1%・385人に、現在使っているスマートフォンに対応してほしい、改善してほしい機能・状況を聞いた結果が次のグラフ。スマートフォン保有者の多くがiPhoneシリーズを利用していることから、そのiPhoneの難点の一つである「Flashサイトに対応してほしい」という点が最上位についている。

↑ 現在使用しているスマートフォンに対応してほしい機能(複数回答、スマートフォン利用者限定)
↑ 現在使用しているスマートフォンに対応してほしい機能(複数回答、スマートフォン利用者限定)

iPhone以外、例えばアンドロイドOSを搭載しているスマートフォンならFlashサイトの多くを閲覧できるので、「対応してほしい」の回答はしないはず。逆にいえばスマートフォン利用者全体において、iPhoneユーザーのニーズの占める割合が大きいことが分かる。

IS03次いで上位についているのが「おサイフケータイへの対応」。通常の携帯電話ではもうお馴染みの、少額決済には便利この上ない機能だが、これまでのスマートフォンには諸般の事情で搭載されていなかった。しかしニーズの高まりを受け、搭載した機種が今年の秋以降に発売されることが発表されている(例えばauでは11月下旬に、auとしては初の搭載モデルIS03が登場する)。

また「おサイフケータイ」だけでなく「赤外線通信」など、日本の携帯電話ではなじみ深い機能について、スマートフォンへの搭載を望む声が多いのが分かる(さらに言えば「バッテリー交換」のようにiPhone特有のニーズも多い)。日本のスマートフォンユーザーは当然これまで日本のノーマルな携帯電話を使ってきた・現在も使っているのだから、「普通のケータイにできてスマートフォンに出来ないだなんて、不便!」と思うのは当然のお話。

逆にいえば、直上の「ISO3」のように日本国内の要望に合った機能を搭載しアピールすることが、今後国内スマートフォン市場を盛り上げる要因の一つとなるかもしれない。価格は当然その分上昇するし、日本云々は別にして要望にそのまま応えると別の問題が発生する(例えばFlashやJavaに対応すると、その分マシンパワーを必要とする。当然処理が重たくなり、電池消費量も激しくなる)可能性も出てくるが……そのバランス感覚が各メーカーには求められよう。


■関連記事:
【携帯電話よりスマートフォンでよく使われている機能って何だろう?】

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