【更新】不完全燃焼が続いている状態…海外投資家、三週連続の買い超し(2010/10/22)

2010/10/21 19:30

東京証券取引所は2010年10月22日、2010年10月12日から10月15日(10月第2週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆0319億0171万3000円なのに対し、買い総額は3兆1205億1253万2000円となり、差し引き886億1081万9000円の買い超しとなった。これは先週から続いて三週連続の買い超しとなる。なお個人は売り超しを継続し、法人と証券会社は買い超しに転じている([最新発表リリース、PDF])。

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10月12日から10月15日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……4737億4708万2000円/4953億5926万4000円(216億1218万2000円買超)
・個人……7941億6220万2000円/7809億5148万5000円(132億1071万7000円売超)
・外国人……3兆0319億0171万3000円/3兆1205億1253万2000円(886億1081万9000円買超)
・証券会社……689億3452万0000円/705億5931万9000円(16億2479万9000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

9月13日-17日……1355億7516万7000円買超
9月21日-24日……736億5535万5000円売超
9月27日-10月1日……458億8889万5000円買超
10月4日-8日……2931億4415万8000円買超
10月12日-15日……886億1081万9000円買超

今回計測週は月曜日がお休みで通常週より営業日が1日少ないものの、週初めの火曜日に円高を背景にして大きく下げ、その後は少ない出来高の中でもみ合いの続く展開となった。特に上げる材料は無く、下げる材料は見え隠れしているものの露呈されることもない、不完全燃焼が続いている状態。投資家にとっても中長期のポジションが取りにくい場面でもある。

日経平均株価の動向も狭いレンジの間でもみ合う展開に終始しており、短期売買にむきそうな状況ではあるが、上昇はともかく下落のリスクが常に付きまとう中、相場への参加そのものを控える動きすら見受けられる。中長期投資の考えでも「現状の経済・施政では投資するのは難しい」との判断からくるものだろうか、積極的な買い気配の流れでは無い。このような場面には早く終止符が打たれてほしいものではあるが。

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