微妙に違う「一度でも」と「もっとも良く」利用している牛丼店

2010/10/05 07:13

牛丼を食らうマイボイスコムは2010年9月27日、牛丼チェーン店に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、一度でも利用したことがある牛丼チェーン店としては「吉野家」と答える人の数が一番多かった。一方で利用したことがある店のうち「もっとも多く利用した」として回答された店の割合は「すき家」がわずかに吉野家を超える結果が出た。「吉野家」は多く人に利用されているが、同じ人から何度となく利用される割合は「すき家」の方が多いということになる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年9月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3848人。男女比は46対54、年齢階層比は10代2%・20代11%・30代33%・40代30%・50歳以上24%。

調査母体に対しこの1年間における牛丼チェーン店の利用状況を尋ねたところ、週1回以上利用している人2.9%をはじめ、この1年間に何らかの形で利用したことがある人は61.6%に達した。

↑ この1年間の牛丼チェーン店利用頻度
↑ この1年間の牛丼チェーン店利用頻度(再録)

この61.6%に対し、「一度でも足を運んだことのある牛丼チェーン店」と「一番多く利用した牛丼チェーン店」をそれぞれ答えてもらった結果が次のグラフ。もちろん前者は複数回答も可である。

↑ 1年以内に利用したことがある・もっとも利用した牛丼チェーン店(1年以内に1回以上利用した人限定)
↑ 1年以内に利用したことがある・もっとも利用した牛丼チェーン店(1年以内に1回以上利用した人限定)

「一度でも足を運んだことのある牛丼チェーン店」「一番多く利用した牛丼チェーン店」共に「吉野家」「すき家」がトップを競り合い、そこに「松屋」が続く結果となっている。当サイトでは【牛丼御三家の営業成績をグラフ化してみる(2010年8月版)】など「牛丼御三家」という言い回しをよく用いるが、松屋が一歩引いているのが意外に見える。しかし【吉野家最多時代は過去のもの・牛丼御三家の店舗数の推移をグラフ化してみる(2010年8月版)】で示したように、店舗数と合わせて見れば(※生活圏の近場になければ利用そのものが難しい)、納得できる。

↑ 牛丼御三家店舗数推移(2006年1月-2010年8月)
↑ 牛丼御三家店舗数推移(2006年1月-2010年8月)(再録)

一方、トップツーの序列でも「なるほど」と思わせる違いが確認できる。「一度でも足を運んだことのある牛丼チェーン店」「一番多く利用した牛丼チェーン店」両項目で「吉野家」「すき家」がほぼ同列なのに違いは無いが、前者は吉野家、後者はすき家の方がわずかに上位を確保している。これは、

・吉野家……知名度の高さや一般性から「ともかく吉野家」で足を運ぶ人(立ち寄り場所でたまたまな場合を含む)が多い
・すき家……いわば「指名買い」的に生活圏内にある店を繰り返し利用している人が多い

による結果と考えると説得力が出てくる。

いずれにせよ、「牛丼御三家」と呼ばれる3チェーン店で「一番利用した店舗」の回答者の93.1%を得ていることに違いは無い。御三家が御三家足るのも十分納得できる数字といえよう。

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