世界各国の子供・成人・老人比率をグラフ化してみる

2010/10/04 06:36

多世代先日【年収1000万円以上の男性ってどれくらい? 給与所得から推し量ってみる】での話を元に、【国勢調査の特集ページ】からデータを取得し、【自分の歳で結婚している人は何%? 未婚・既婚率などをグラフ化してみる】で各年齢階層別の未婚・配偶者あり人口の比率グラフなどを生成した。その際に元資料で二つほど目に留まったデータがあった。今回はそのうち、年齢三区分における諸外国の人口割合をグラフ化する。

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年齢階層を「0-14歳(子供)」「15-64歳(成人)」「65歳以上(お年寄り)」に区分し、各階層ごとの人口比率・人数などを示したグラフについては、昨年【子どもと成人とお年寄りの割合の変化をグラフ化してみる】にて生成した(後日もう少し古い時代からのものをグラフ化する予定。それが「二つほど」のうちのもう一つ)。今回のデータはそれをワールドワイドで展開したもの。子供、大人、老人の比率は単にそれぞれの割合を示すだけでなく、医療福祉や少子化、経済動向などさまざまな問題を暗示する指数にもなりうる。

↑ 諸外国の年齢・3区分別人口割合(2005年)
↑ 諸外国の年齢・3区分別人口割合(2005年)

3区分それぞれについて、元資料を頼りに箇条書きに留意点を書き記すと次のようになる。

●65歳以上人口
・21.0%は調査開始(1920年)以来最高値。
・イタリアの20.0%を超えて主要国最高水準。
・ヨーロッパ先進諸国では高め。北アメリカでは他の先進諸国と新興国の中間位。

●15歳未満人口
・13.6%は調査開始以来最低値。
・ブルガリア13.8%やイタリア14.0%より小さく、主要国最低水準。

●15-64歳人口
・65.3%は主要先進国の中ではフランス65.2%についで低い水準。
・新興国にはもっと低い値の国が山ほどあるが、それらの国では0-14歳区分も多く、今後15-64歳人口になって国を支える人は増加する予定。

主に生産創造活動を行うのは「15-64歳」層。今後「0-14歳」層がそれに加わる。日本では【日本の人口は2055年に8993万人へ減少、国立社会保障・人口問題研究所発表】でも説明したように人口ピラミッドがつぼ型を形成しており、1年ごとの階層以降人口では「65歳以上に移動」する成人が多く、「15-64歳に移動」する子供が少ないため、ますます老人比率が高まることは容易に想像できる。

↑ 国勢調査直近データ2005年における日本の人口ピラミッド(資料から抜粋)
↑ 国勢調査直近データ2005年における日本の人口ピラミッド(資料から抜粋)

少子化問題への対策は一年単位で結果が出るものでは無く、10年単位で先を見通す必要があるもの。だからこそ諸外国で先行し、成功している事例を積極的に、そして歪曲することなく情報取得を行い、参考にした上で国内政策として取り入れるべきだろう。

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