【更新】自分の歳で結婚している人は何%? 未婚・既婚率などをグラフ化してみる

2010/10/03 19:30

婚姻先に【年収1000万円以上の男性ってどれくらい? 給与所得から推し量ってみる】で女性の男性に対するあくなき願望について解説した際、「それでは実際に現在結婚している人はどれくらいの割合なのだろうか」という疑問が浮かんできた。特定年における「結婚をした人の割合」なら【日本の婚姻率・離婚率・初婚年齢の推移をグラフ化してみる】にある通りだが、ある時点でどれだけ配偶者がいるのか・未婚なのか・離婚を経て一人なのかなどまでは分からない。そんな折、現在2010年分の調査が行われている国勢調査の特集で、前回調査の2005年分までのデータを分析した特集が敬老の日に合わせて【掲載され】、そのままズバリの回答を得ることができた。今回はこのデータからいくつかのグラフを生成してみることにする。

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該当データは上記参照リンクの表1-6。ここのデータを抽出した上で、色々な角度からグラフ化を試みる。まずは素直に直近2005年における、男女別・年齢階層別の配偶関係。ちなみに「未婚」は結婚していない、「有配偶者」は結婚して相手がいる、「死別」は結婚して相手がいたがその相手が亡くなって独り身、「離別」は結婚していたが相手と離婚して独り身を意味する。

↑ 配偶関係、年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(男性・2005年)
↑ 配偶関係、年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(男性・2005年)

↑ 配偶関係、年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(女性・2005年)
↑ 配偶関係、年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(女性・2005年)

20代後半から「有配偶者」の割合が増えていくのは男女とも変わらないが、男性の方がやや伸びが鈍い。この年齢層では男性の方が「まだ結婚していない人の割合が大きい」ことになる。「有配偶者」比率は50歳後半から逆転するが、これはあくまでも「比率」の問題であり、人数とは別物であること、女性は「死別」がグンと伸びていることに注目。つまりこれは高齢女性の場合、高齢男性と比べて「配偶者に先立たれて独り身となった人の割合が多い」ことを意味する。

未婚率の推移は……?
折角なのでいくつか別の角度からデータを眺めることにする。まずは未婚率にスポットライトを当て、1990年以降の国勢調査のデータを順次並べたのが次のグラフ。

↑ 未婚率・年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(男性)
↑ 未婚率・年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(男性)

↑ 未婚率・年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(女性)
↑ 未婚率・年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(女性)

男女とも10代ではほとんど変移はないものの、男性は20代後半、女性は20代前半から、時代の経過と共に未婚率が増加する傾向が確認できる。女性は50代後半になると増加傾向が落ち着くが、男性では60代まで目立って増えているのが気になるところ。

また、10代は別にして20代以降は、いずれの年代・年齢層でも男性の方が未婚率が高い。「同じ年齢層の同性を見渡すと、女性より男性の方が未婚者の割合が大きい」状態は少なくとも1990年からの現象だったことが分かる。

伸びる離別率
もう一つグラフ化するのは離別率。これもやや特異な動きを見せている。

↑ 離別率・年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(男性)
↑ 離別率・年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(男性)

↑ 離別率・年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(女性)
↑ 離別率・年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(女性)

婚姻上昇傾向にあるのは男女とも変わらない。ただ、全般的に女性の方が多いのが目に留まる。「離別率」とは「離婚率」とは別で、「離婚した後に再婚せず、配偶者がいないままの状態」を意味する。女性の場合は子供が居ればいわゆる「母子家庭」となり、その割合が「父子家庭」より多いことが容易に想像される。

また、60代の離別率が上昇傾向にあるのは、俗に言う「定年離婚(熟年離婚)」をする人が増えてきたからではないか、という推測を導き出せる。



現在実施中の国勢調査については、来年以降逐次データが公開されることになっている。その中で今回取り扱った配偶関係についてもデータが更新され、直近ではどのような変化が生じているかが分かるようになる。公開された暁には今回同様にいくつかの視点からグラフを生成し、状況の変化について推し量るようにしよう。

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