持家、貸家、分譲住宅すべて増加・2010年8月新設住宅戸数20.5%増

2010/10/01 07:00

国土交通省は2010年9月30日、2010年8月における新設住宅戸数のデータを発表した。それによると8月の新設住宅着工戸数は前年同月比で20.5%増の7万1972戸となり、先月の増加に続き三か月連続の増加を示したことが明らかになった。着工床面積は6か月連続して19.8%の増加を見せている(【発表リリースページ】)。

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具体的な内訳は持家が15.5%と10か月連続の「増加」、貸家は16.9%の「増加」、分譲住宅は35.2%の「増加」。今回は久々に全項目がプラスとなった。これは実に21か月ぶりのこととなる。今月のデータを見る限り、”住宅「販売」(自分の居住のために建てるのではなく、他人に売却したり賃貸するために建てること)分野の市場のうち、分譲住宅においては回復基調にある”と見て問題は無い。賃貸については今回増加に転じたが、もう少し様子を見守る必要があろう。

新設住宅戸数の変遷
↑ 新設住宅戸数の変遷(2010年8月分まで)

国土交通省では同日、住宅着工に一か月ほど先行するとされている建築確認件数も発表している(【「最近の建築確認件数等の状況について」発表リリース】)。これによると今回発表された2010年8月分データでは前年同月比19.3%プラスとなり、先月の7.1%プラスを大きく上回る値となっている。まるで今月の新設住宅戸数は今数字を先取りしたかのようでもある。

今回計測月は全項目でプラスを果たしたが、前年同月のマイナス値(30-40%のマイナス)を見ると、リバウンドの範囲と解釈できる面もある。前年同月のマイナス値がゆるやかになる11月以降も、プラスを維持できれば、不動産セクターの回復は本物とする材料として提示できよう。


※2013.06.24.更新
今件記事は説明が多分に重なる部分などを省略した簡略版です。全体版及び最新版については【新設住宅戸数最新記事】にて掲載しています。

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