【更新】金(ゴールド)の魅力は「世界共通」「公平取引」「値上がり可能性」、では不安な点は?

2010/09/27 07:29

金(ゴールド)田中貴金属は2010年9月22日、投資に関する意識調査の結果を発表した。それによると調査母体においては、金(ゴールド)への投資におけるメリットとして「世界どこでも通用する」「世界で公平な価格で取引される」「値上がりの可能性がある」などが上位についた。特に昨今の金融不安・金価格高騰を受けて、後者2つは昨年から大きく値を伸ばしている。一方不安な点としては「価格変動が大きそう」がトップとなり、次いで「悪徳業者がいる」「品質が分からない」など、金そのものでは無く金を扱う業者周りに問題が多いことが見て取れる([発表リリース])。

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今調査は2010年6月4日から30日にかけて、全国で20-69歳の一般男女500人に対し訪問面接形式で行われたもので、有効回答数は500人。男女比は1対1、年齢階層比は非公開。

【高値維持、売り込み続く金(ゴールド)……田中貴金属が2009年の投資用金地金などの取引量を発表】などにもあるように金融不安に連動する形で上昇する、世界的な金価格の上昇を受けて、金(ゴールド)への注目度も高まりを見せている。それでは金への投資についてどのような点が良いと考えられているのだろうか。トップは「世界どこでも通用する」。次いで「世界で公平な価格で取引される」がつき、世界共通通貨的な金の特性・扱いが受けているようだ。

↑ 金への投資についてよいと思う点(複数回答)
↑ 金への投資についてよいと思う点(複数回答)

昨今の価格上昇を反映してか「値上がりの可能性がある」が第三位についている。第四位の「長期間価値を保つことができる」と合わせ、金融商品としては大いに期待できる対象と見なされていることになる。

また冒頭でも触れたが、「世界で公平な価格で取引される」「値上がりの可能性がある」の昨年からの伸びが、他項目と比べると著しい。世界各国から引く手あまたであることが伝えられるのが(そして実際にその通りなのだが)要因と見て良い。

一方で不安点を挙げてもらうと、トップには「値上がりの可能性がある」の裏返しともいえる「価格変動が大きそう」が最上位。元々数年前まではさほど価格の変動は無い金融商品だったのだが、昨今の値上がり具合があまりにも急な事や、「急に上がるのだから下がるのも急に起きるのでは」という不安が多くの人の頭をよぎっているのがかいま見れる。

↑ 金への投資で不安な点(複数回答)
↑ 金への投資で不安な点(複数回答)

他方、「悪徳業者がいる」「品質が分からない」「手続きが面倒」「どこで買えるのか分からない」といった、金そのものの本質ではなく、取扱業者関連の項目で不安が多いのも確認できる。金に興味がある、投資をしてみたい、もっと詳しい情報を知りたいのは山々だが、それを正当に扱う人たちの情報(信頼できる販売業者ならば、これらの問題のほとんどは解決される)が不足しており、不安を駆り立て、足踏みしてしまうことになる。

業者側としては実績を挙げるのはもちろんだが、それ以上にこれらの「潜在的なニーズ」に応えるべく、広報宣伝・啓蒙活動に励むことが求められよう。


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