ソーシャルゲームの楽しみ方とゲーム時間との「なるほど」な関係

2010/09/18 12:00

「ソーシャルゲーム」ソフトバンク・ヒューマンキャピタルは2010年9月14日、ソーシャルゲームを1日1回以上プレイしている正社員に対する、利用スタイルの調査結果を発表した。それによると調査母体におけるソーシャルゲームの遊び方・楽しみ方としては、「一人で遊ぶ(ことがある)」人が9割前後に達していた。同時に「知っている人と遊ぶ」は3割近く、「まったく知らない人と遊ぶ」は1割前後となっている。また、1日あたりのプレイ時間と、遊ぶ相手との間には浅からぬ関係があることも確認できる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年9月6日から8日にかけて、1日1回以上ソーシャルゲームをプレイしている(つまり日常的に遊んでいる)20-49歳の正社員に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は400人。男女比は1対1、年齢階層比は20代156人・30代139人・40代105人。

「ソーシャルゲーム」とは「主にソーシャルメディア上で提供される、他のプレイヤーとの交流を前提とした、内容が簡単なゲーム」。本格的なオンラインゲームほど高密度な他プレイヤーとの交流性は無いものの、ソーシャルメディア上で展開される場合はその利点「他の人との交流ハードルが低い」を活かし、他プレイヤーとのやりとりをするほどゲームが有利に進められるものが多い。

今調査母体においては【ソーシャルゲームプレイヤー、6割は「1日30分未満」、女性の1/4は「1時間以上」も】にもあるように、1日あたりプレー時間が30分未満の人が63.9%と6割強を占めている

↑ 1日のうちソーシャルゲームで遊んでいる時間
↑ 1日のうちソーシャルゲームで遊んでいる時間(再録)

この結果を念頭に、ソーシャルゲームの楽しみ方について「一人で遊ぶか、他人と遊ぶならどのような関係にある人とか」について聞いた結果を見てほしい。

↑ ソーシャルゲームの楽しみ方(対人関係・1日あたりのプレイ時間別・複数回答)
↑ ソーシャルゲームの楽しみ方(対人関係・1日あたりのプレイ時間別・複数回答)

大部分は「一人で遊ぶ」と答えており、ソーシャルゲームで無くともいわゆる「フィジカルゲーム」で構わないという結果が出てしまっている。ただし「知っている友達と」「まったく知らない人と」もそれぞれ3割・1割強確認でき、この「ソーシャルゲームならでは」の要素も含まれていることが、魅力であることに変わりない。

興味深いのは、「ソーシャルゲームを遊ぶ時間」と「ソーシャルゲームの遊び方・遊ぶ相手」には深い関係が見られること。遊ぶ時間が長い人ほど「知っている友達と」遊ぶ人は漸増する。また、30分以上という長時間に限り、「まったく知らない人と遊ぶ」人が急増するのが確認できる。

つまりソーシャルゲームの遊び方としては、

・時間があまり無い時は自分一人で完結できる、他人のことを気にしないゲームに没頭
・少々時間が取れる場合は、よく知っている友達と時間の共有を楽しむ
・時間が相当取れる人はコミュニケーションそのものも含めてまったく知らない人とのプレーを堪能する

というスタイルが容易に想像できる。実際あまり時間が無いと、プレーすることのみに没頭せざるを得なくなり、他プレイヤーとの交流をしている余裕など無くなってしまう。あるいはコミュニケーション機能があるゲームでも、「他人も参加している状況」が友人を示すステータス画面で確認できればそれで満足。ソーシャルゲームで遊んだことがある人なら、心当たりはあるはずだ。

また、海外の事例【ネット上でも遊ぶのは「リアルな友達」が一番】でも触れたが、どんな場面でも他人との交流にはそれなりに時間がかかり、気も使う。時間が限られている時には、中途半端なやりとりで誤解を生むリスクを避けるためにも、コミュニケーションを限定するのは理にかなっているといえよう。

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