【更新】6年半ぶりとなる「公式に発表された」為替介入が実施…海外投資家、二週ぶりの買い超し(2010/09/16)

2010/09/17 05:18

東京証券取引所は2010年9月16日、2010年9月6日から9月10日(9月第2週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆7561億0088万0000円なのに対し、買い総額は2兆7162億0752万2000円となり、差し引き398億9335万8000円の売り超しとなった。これは先週から転じて二週ぶりの買い超しとなる。なお法人は買い超しを継続し、個人と証券会社は売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])。

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9月6日から9月10日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……4353億6032万9000円/4730億1575万2000円(376億5542万3000円買超)
・個人……8535億3076万0000円/7266億7457万2000円(1268億5618万8000円売超)
・外国人……2兆7561億0088万0000円/2兆7162億0752万2000円(398億9335万8000円売超)
・証券会社……914億2827万2000円/855億4935万5000円(58億7891万7000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

8月9日-13日……266億1305万9000円売超
8月16-20日……654億3525万4000円売超
8月23-27日……1464億1586万8000円売超
8月30日-9月3日……606億1170万3000円買超
9月6日-10日……398億9335万8000円売超

国内の政治要因に絡み「待ち」状態にある市場は、相変わらず出来高も低いままで推移。日経平均株価も9000円台前半でもみ合いをつづけ、メジャーSQの10日ですら、昨年までなら通常週の金曜とあまり変わらないような出来高でしかなかった。為替も相変わらず円高ドル安は継続し、大きく買い越す材料は何も無い状態。外国人投資家は再び売り超しに転じたものの額は少なく、前回週同様明確な売り超し・買い超しでなく、プラマイゼロの誤差範囲内。

次回週は今現在のところ【日銀の為替介入(2010年9月15日)】でも伝えたように15日に6年半ぶりとなる「公式に発表された」為替介入が行われ、為替や株価が大きく動くという事態が起きた。ただ、事前処理や状況判断、その後の処理や状況展開は今のところ未知数で、株価上昇については15日の一日でストップ、16日は前日比マイナスで引けてしまうという事態に。為替介入はいわばカンフル剤のようなもので、その後の処理が適切でないと効果がないばかりかマイナス効果も出てきかねない。使用には注意を要するのだが、果たして今回は吉と出るか凶と出るか。

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