イケアのイカす「猫の世界」広告

2010/09/12 07:54

たわむれる猫たち以前【イケアのイカすバス停留所広告】【イケアのイカす階段広告】で紹介したように、スウェーデン発祥の世界的に有名な大型家具店イケア(IKEA)では、同社の商品やサービスの特徴を活かし、あるいは理解してもらうために、多種多様で奇抜な発想のプロモーションを展開している。今回紹介するのは、イギリスのロンドン・Wembleyにあるイケアの支店で撮影が行われた、幻想的・ある種の趣味趣向を持つ人には夢に出てきそうなほど素敵なテレビCMである。

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↑ Happy Inside - IKEA cats advert。
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深夜、無人のイケア店内を我が物顔で走り回る100匹の猫たち。ある時は集団で、ある時は勝手気ままに、ある時は数匹が何らかの意思を持ったように店内を徘徊し、そして猫らしく自分の勝手気ままなたち振る舞いをしていく。テーブルから駆け下りたり、ベッドの上を走りまわったり、照明機器の間をくぐり抜けたり、縫いぐるみの山に埋もれてみたり……。BGMや時折見せるスローモーションの演出もまた、静かさ魅惑的な雰囲気をかもしている。

「おやすみなさい」そして彼らはいつしか自分の思い思いの場所で静かに横たわり、あるいは休む姿勢を取り、眠りについていく。皆が皆、幸せそうな顔をして眠る様子は、猫好きにはたまらないシーン。そして「あなたもきっと、彼ら・彼女らと同じような気持ちになれますよ」「幸せはここにあります」とのシンプルなコピー。わずか1分間のコマーシャルだが、猫が嫌いな人以外は不思議で神秘的な世界に取り込まれた気分になり、イケアが桃源郷のような場所にすら思えてしまう。

このコマーシャルの撮影には5組のカメラチームが導入された。もちろん画像内には映っていないので、コマーシャル中では店内は人間が皆無のように見える。一方猫たちはプロのペット(撮影用に訓練された猫)では無く、飼い猫などをあちこちから召集したもの。事前には店内のうちこちにバリアーをはり巡らしたり、「待機中」の猫をなだめたりなど、色々と大変だったようすが、同時に公開された「メーキングビデオ」で分かる。


↑ いわゆる「メーキングビデオ」。
↑ いわゆる「メーキングビデオ」。

店内に猫を放してその様子を撮影するという発想そのものが奇抜、そしてその発想をここまで昇華させて1分の映像に収めるセンスと技術は、まさに賞嘆もの。「何かイケアって凄いな」「夢のような世界だな」と多くの視聴者の心に刻むことは間違いない。その点ではコマーシャルとしては大成功の部類に収まるに違いない。

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