【更新】大きなプレッシャーが上からかけられている感は否めない…海外投資家、四週ぶりの買い超し(2010/09/09)

2010/09/10 05:03

東京証券取引所は2010年9月9日、2010年8月30日から9月3日(9月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆8385億8919万0000円なのに対し、買い総額は2兆8992億0089万3000円となり、差し引き606億1170万3000円の買い超しとなった。これは先週から転じて四週ぶりの買い超しとなる。なお法人買い超しを継続し、個人と証券会社は売り超しに転じている([最新発表リリース、PDF])。

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8月30日から9月3日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……4201億0873万1000円/5490億7978万8000円(1289億7105万7000円買超)
・個人……8641億8031万6000円/7888億3617万4000円(753億4414万2000円売超)
・外国人……2兆8385億8919万0000円/2兆8992億0089万3000円(606億1170万3000円買超)
・証券会社……933億0686万7000円/914億9797万7000円(18億0889万0000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

8月2日-6日……1657億1913万1000円買超
8月9日-13日……266億1305万9000円売超
8月16-20日……654億3525万4000円売超
8月23-27日……1464億1586万8000円売超
8月30日-9月3日……606億1170万3000円買超

円高ドル安や政治的無気力さなどを受けて先週から下げ続けていた相場は、9月1日に直近の日経平均株価での最安値8796円45銭をつけた。しかテクニカル的にややかい離が大きくなったことを受けて反発を見せ、週末までにはなんとか9000円台を回復している。しかし中長期の平均移動線は下を向いたままであり、大きなプレッシャーが上からかけられている感は否めない。

国外の経済状況の混沌さは相変わらず。国内は混沌というよりは何もなされていない感が強い。「政治主導」という言葉を彼らは胸を張って主張しているが、これでは「無政治主導」と評した方が正確だろう。先日発表された8月分の景気ウォッチャー調査の結果を見ても(【2010年8月分の景気動向指数は2か月ぶりの下落、先行きは4か月連続の下落】)状況が悪化しているのは明らか。出来高の低迷も続いているし、頭を抱える状況は続きそうだ。

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