今年は113年に一度の高温な夏

2010/09/02 07:13

暑い夏気象庁は2010年9月1日、今年の夏(2010年6-8月)の日本の平均気温が平年と比べて1.64度高く、夏の気温としては同庁が統計を開始した1898年以降でもっとも高いものになったと発表した。全国の気象台・測候所などで観測した今年の夏の平均気温においては、154地点中55地点で「統計開始以来の高い記録を更新」したとのこと(【発表リリース】)。

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↑ 平均気温平年差・2010年夏
↑ 平均気温平年差・2010年夏

今年の夏が【酷暑で冷房利用増えた 6割強】で表現した「猛暑」を超える「酷暑」と呼べるほどの暑さ、とりわけ8月が暑かったことについて、気象庁側では

・期間を通して冷涼なオホーツク海高気圧や寒気の影響をほとんど受けなかったこと
・梅雨明け後、上空の偏西風が日本付近で平年よりも北に偏って流れ、勢力の強い太平洋高気圧に覆われたこと
・今春まで継続していたエルニーニョ現象の影響で北半球中緯度の対流圏全体で気温が上昇したこと
・二酸化炭素などの温室効果ガスの増加に伴う地球温暖化の影響が現れている

などを理由としている。【詳細なリリース(PDF)】に目を通すと、特に北日本と東日本では1946年の地域平均における統計開始以来最高の高温となったとある。毎月定点観測をしている日照時間(8月分については週末に掲載予定)の直近記事【7月は順調・日照時間をグラフ化してみる(2010年7月分)】でも分かるように、年初は日照時間の少なさが懸念されていたが、5月あたりからむしろ平年より多くなる動きがみられ、暑さそのものも当初予想の「冷夏」から「猛暑」「酷暑」へと変貌していった。

なおこの猛暑を受けて気象庁では9月3日に【異常気象分析検討会の開催を決定】。同日18時ごろに記者会見を開くと共に、分析・検討結果概要を公式ページで公開予定とのこと。専門家の目や各種データで、今回の酷暑がいかに説明づけられ、そして今後の動向はどのように予想されるのか。気になるところではある。

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