ファミコン世代がゲームで遊ぶ時に一番使うデジタル端末は?

2010/08/26 06:45

ファミコン東京工芸大学は2010年8月25日、「ファミコン世代(35-44歳で小学生から高校生の頃にファミリーコンピュータで遊んだことのある人)のゲームに関する意識調査」の結果を発表した。それによると調査母体のうち今もデジタル系のゲームで遊んでいる人においては、ゲームをプレイする際にもっとも良く使われている端末は「携帯電話」であることが分かった。ゲーム機の中ではニンテンドーDSシリーズがもっとも高い回答率を占めている。また男女別では男性がソニー系・女性が任天堂系のゲーム機を好む傾向も確認されている([発表リリース、PDF])。

スポンサードリンク


今調査は2010年8月11日から13日にかけて携帯電話のインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。現在35-44歳で、小学生から高校生の間にファミリーコンピューターで遊んだことがある男女を対象としている。

今調査母体で、現在もコンピュータゲーム(いわゆるデジタル系ゲーム)で遊んでいる人は79.2%。その79.2%に対し、どのような端末を用いてゲームで遊んでいるか複数回答で聞いたところ、もっとも多い回答を得られた項目は「携帯電話」だった。

↑ 現在遊んでいるデジタル系ゲームの端末は?(複数回答)
↑ 現在遊んでいるデジタル系ゲームの端末は?(複数回答)

【独り身世帯の携帯電話やパソコンの普及率をグラフ化してみる】にもあるように、単身者に限定しても携帯電話の普及率は、該当世代で95%前後。専用サイトにアクセス、アプリケーションをダウンロード、果ては携帯電話本体にはじめから組み込まれているゲームなど対象はさまざまではあるが、ゲーム用端末として手元の携帯電話が良く使われるのは当然といえる。次いで多いのはニンテンドーDS。ファミコン世代にはDSシリーズの普及率は過半数を超えている計算。次いでパソコンが4割強、そしてWiiが意外に多く4割近くに達している。

ゲーム機で遊ぶ少年たちパソコンは全体では第三位だが、男性の方が利用率が高い。これは上記の「独り身世帯の携帯電話やパソコンの普及率をグラフ化してみる」にもある通りパソコンの普及率が男性の方が上であることや、仕事などで使うことも多いからだと推定できる。

一方、ゲーム機に目を向けると、男女別では「プレステ2やPSP、プレステ3などのソニー発のものは男性の方が女性より普及率が高い」「DSやWiiなど任天堂発のものは女性の方が男性より普及率が高い」といった傾向が確認できる。それぞれのゲーム機の価格や発売されているソフトの種類・傾向も大きく影響していると容易に推定できるが、興味深い話ではある。



今件はあくまでも「ファミコン世代」に限定したものだが、この世代はテレビゲームの移り変わりを良く知っており、現在はそれなりの財力を持つ。そのため、彼ら・彼女らはゲーム業界・市場を強くけん引する原動力となる世代ともいえる。それだけに、男女別の保有機種の違い、携帯電話のゲーム機としての利用率の高さは、単に一部の年代層の傾向としてだけではなく、業界全体を眺める際にも、考慮する必要のある要素として見る必要があるに違いない。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー