いたずらBANK チャトラ

2010/08/24 04:43

このエントリーをはてなブックマークに追加
いたずらBANK チャトラGarbage Shot」第百四十三回。今回は以前【猫がお金をつかみ取る貯金箱「いたずらBANK みけねこ」を見た海外の反応】で紹介した、「猫が段ボール箱の中から表れて」「箱の上においた小銭をつかみ」「また箱の中に潜る」ギミックを持った貯金箱『いたずらBANK みけねこ』の姉妹品にあたる『いたずらBANK チャトラ』を紹介する。一番売れているのは「みけねこ」のようだが、個人的には茶トラの方が地味で好きなので、こちらを選択した。


スポンサードリンク


物理的なギミックを持つ貯金箱としては、以前【駄菓子屋の定番アイテム「10円玉ゲーム」を貯金箱にした「駄菓子屋ゲーム貯金箱」登場】で紹介したゲーム機型貯金箱など、数多くのものが存在する。今回の「いたずらBANK」シリーズは「猫の動きがカワイイ」「猫の鳴き声がカワイイ」などの理由で、日本国内だけではなく海外でも人気を博しているようだ。

ともあれ届いた段ボール箱を開けると、中には透明のケースに納められた「いたずらBANK チャトラ」が。すでに顔を出したポーズでこちらを向いており、非常に愛らしい。

↑ 段ボールを開けた直後の姿
↑ 段ボールを開けた直後の姿

箱そのもののサイズは120×100×90ミリ。重量は稼働用の単三電池2本込みで415グラム。なお電池は同梱されていないので、別途調達が必要となる。

↑ とりだすとこのような感じ。シンプル
↑ とりだすとこのような感じ。シンプル

箱そのものは種類によって多種多様な段ボールを模しているが、実際にはプラスチック製。底面には電池を入れるフタと、お金を取り出す時のフタが用意してある。

↑ 底面には二つのフタが
↑ 底面には二つのフタが

電池を入れる部分のフタはネジを使って閉めるため、ドライバーが無ければ開かない仕組み。お金のフタはコインを溝口に指して回すタイプなので、ドライバーが無くても開けることはできる。中央にあるのは稼働部分の電源スイッチ。

さて、この貯金箱の仕組みだが、冒頭にもあるように「エサのお皿の上に硬貨を置く(際に圧力がかかり、センサーが作動する)」「中から猫が出てきて手を伸ばし、お皿の上の硬貨を引きずり込む」「硬貨と共に猫も箱の中に戻る」というもの。光センサーではなくお皿の底面にある圧力センサーを使っているようなので、硬貨をそっと置いただけでは反応しないし、逆に何も置かなくともお皿を指で押すと猫は反応してしまう。

↑ お金に手をつける瞬間
↑ お金に手をつける瞬間


↑ 一連の動作を撮影した動画。お金を置かなくとも指で押しただけで、猫が反応する様子が分かる(1分13秒あたり)。

硬貨を載せるお皿の部分は直径25-26ミリ、ほぼ五百円玉が収まるサイズなので、その大きさの硬貨までなら許容範囲。それより大きな硬貨を猫に持たせようとすると、センサーは反応しても手でつかみ切れなかったり、箱のフタ、あるいは内部で引っかかるリスクがあるので、やらない方が無難(一応実証実験済み。イミテーションの小判を使ったら、フタの部分で一度、内部で二度詰まって、大変な目にあった)。逆にいえばこのサイズまでなら、日本の硬貨で無くても利用は不可能では無い(一応「日本硬貨用」とあるので日本の通常硬貨での利用限定をおススメしておくが)。

なお収納部分がやや小さめのためか、一度に収まる硬貨の量は五百円玉のみでも40枚程度が限界とのこと。そのくらの量がたまったら、底面のフタを開けて中身を取り出す必要がある。もっとも「大量に貯める」事自身では無く、「お金を貯めるために硬貨を一枚一枚入れるプロセスを楽しむ」のがメインの貯金箱なので、そのあたりはあまり気にしなくてもよい(貯金箱内部の硬貨量が増えてくると猫の表情やポーズが変わるというギミックは無い)。

特に猫の鳴き声や仕草には、子供が大喜びするとの話を動画のコメントでしばしば目にする。貯金が苦手な子供へ誕生日のプレゼントとして用意すると、大いに喜ばれるに違いない。


スポンサードリンク


関連記事


このエントリーをはてなブックマークに追加
▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー|Twitter|FacebookPage|Mail|RSS