米などのソーシャルゲームのプレイヤー年齢構成比をグラフ化してみる

2010/08/16 19:30

ソーシャルゲーム先日Social Media Examinerにて「ソーシャルゲーム(ソーシャルメディア上で動くゲーム。シンプルなルールのものが多い)は大きな市場を形成するよ」なるタイトルの記事が掲載された(【該当記事】)。中身はタイトルそのままのもので、各種調査結果を元にソーシャルゲームの市場拡大状況を示したものだが、その参照資料の中に2010年1月に調査会社のISGが行った調査レポート【2010 Social Gaming Research(PDF)】も挙げられていた。この資料、幸いにも無料で全文が入手できるもので、米英のソーシャルゲーム事情をかいま見れるデータがいくつも盛り込まれているという、ありがたいシロモノ。今回はそれ「ら」のデータから、ソーシャルゲームプレイヤーの年齢階層などをチェックしてみることにする。

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今調査は2010年1月7日から12日にかけてインターネット経由で18歳以上を対象に行われたもので、有効回答数はアメリカが800人、イギリスが402人。そのうち最低でも1週間に15分以上ソーシャルゲームをプレイした人1200人(男性535人・女性665人)を統計対象にしている。

調査結果をざっと見ると、平均年齢は40歳前後。少なくともゲームの性質からして10代くらいの若年層が夢中になるようなイメージとはかけ離れた状態であることが確認できる。

↑ 米英ソーシャルゲームプレイヤー年齢階層比(ISG調べ)
↑ 米英ソーシャルゲームプレイヤー年齢階層比(ISG調べ)

それにしては少々年齢が高いような気が……。特にアメリカの20代が少ない気がしてならない。そこで同じSocial Media Examinerの記事で別途取り上げられている、Gamesindustry.comのレポートも参照してみることに。こちらは有料レポートなので[解説記事]からのデータ引用・グラフ再構築となるが、次のような結果となっている(8歳以上の13000人を対象にインターネット経由で行われたもので、精密度はこちらの方が高いはず)。イギリスはアメリカとほぼ同じ結果なので、こちらのグラフでは省略。

↑ 米ソーシャルゲームプレイヤー年齢階層比(Gamesindustry.com調べ)
↑ 米ソーシャルゲームプレイヤー年齢階層比(Gamesindustry.com調べ)

こちらのデータの方が以前掲載した【女性6割、20代前半までで5割強…Facebookの人気ゲームアプリたちのプレイヤー属性をグラフ化してみる】に近く、しっくりとくる。

二つのデータを並列したことで、30-40代という比較的幅広い領域となってしまったが、ともあれ現時点においてですらソーシャルゲームが単純に「子供向けのちゃちなゲーム」ではなく、子供から大人まで、特に男性より女性の間に浸透を続けていることが分かる。ソーシャルメディアが急速に広まりを見せる中、それと深い連動性を持つソーシャルゲームについても、決して軽んじてはならないことを表す、一つのデータとして認識しておくべきだろう。

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