加入生保 トップは医療入院

2010/08/22 06:17

保険マイボイスコムは2010年7月23日、生命保険の加入実態に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち生命保険加入者においては、加入している生保の種類でもっとも多いのは「医療保険・入院保険」でほぼ四人に三人の割合に達していた。次いで死亡保険・がん保険の順で、個人年金保険も2割強に達している(【発表リリース】)。

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今調査は2010年7月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3915人。男女比は48対52で、年齢階層比は10代2%・20代12%・30代32%・40代31%・50歳以上23%。

調査母体で何らかの生命保険に加入している人は81.2%に達している。それらの人に具体的な加入保険の種類名を複数回答可で聞いたところ、トップについたのは「医療保険・入院保険」だった。

↑ 加入している生命保険の種類(複数回答可、加入者限定)
↑ 加入している生命保険の種類(複数回答可、加入者限定)

生命保険の対象となる事例は人生において多種多様に発生しうるが、多くの人にとって一番身近に起きそうなもの(≒一番備えねばならないもの)は、病気やケガ、そしてそれらによる入院。結果として「医療保険」「入院保険」に多くの人が加入するのは当然といえる。最近では医療の発達で日帰り入院(入院したその日のうちに退院する、つまり0泊1日)もありえるようになったし、その日帰り入院でも入院給付金が支払われる保険もあるので、保険のパンフレットをよくチェックすることをお勧めする。

第二位は「死亡保険」。これは対象者自身が受け取ることはできず、残った遺族の今後を考えて加入するもの。一部勘違いしている人がいるので説明しておくが、「死亡保険に入ったからといって、死亡リスクが減るわけではない」。自分自身が亡くなった後の、家族やその他周囲の人たちにおける金銭的な負担・心配を減らすものに過ぎない。ただし昨今の保険では加入することで多種多様な予防的サービス(定期健診や健康相談、健康関連のセミナー)を無料、あるいは安価で受けられることも多く、間接的には死亡リスクを減らしていると考えることもできる。

保険第三位の「がん保険」はがんに特化した保険。【日本人の「3人に2人が『がん』になる」「2人に1人が『がん』で亡くなる」・がんの2015年問題とは】にもあるように、がんは多くの人にとって他人事ではない問題。がんのためだけに別途保険に入るという考え方は決して間違いではない。

他にも年金代わりとしても使える「個人年金保険」、色々と子供のためになる「学資保険・こども保険」なとが目に留まるが、割合はそれほど多くない。保険に入っていない人の話を聞くと、「どのみち適用されなけば損をするだけだから」という意見が圧倒的に多い。しかしそれは「適用されなければ、そのような事例が起きなかったのだから、逆に『良かった』のでは」と考えた方が良い。そして「適用するような事例が起きた場合、お金の面で安心できるという安心感を、保険料で買ったようなもの」という認識を持つべきである。

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