リアルタイムにアメリカの借金が分かるサイト
2010/08/15 12:10


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↑ リアルタイムで増加するアメリカの借金一覧
実に多種多様な数字が動いていて、何が何だか良く分からないかもしれないが、半ば「情報の飽和攻撃」のようなもので、必要な部分だけを抽出して見ていくだけで十分に楽しむ、もとい借金の状況を知ることができる。数字の意味を知りたい場合は、動いている各部分にカーソルを移動させることで、上部のタイトル部分に説明が表示されるので、それを参考にすれば良い。赤は借財、緑は収益や生産などプラスの数字。


↑ 国単位のお勘定
最上位にあるのはアメリカの国単位でのお金の勘定。「US NATIONAL DEBT」は借金額、「DEBT PER CITIZIEN」は国民全体で頭割した額、「DEBT PER TAXPAYER」は税金を支払っている人で頭割した額。緑色の方は収益で、INCOME(所得)・PAYROLL(給与支払い)・CORPORATE(法人)それぞれの税収。

同じ「アメリカの借金」という言葉に当てはまるものとすれば、中央あたりにある「US TOTAL DEBT」も似たようなもの。

↑ 色々ひっくるめた値
これは上記のが「国単位での借財」なのに対し、州や企業、そして個人まで全部ひっくるめたものを含めた値を示している。国単位での借金を見る際に、個人ベースの分まで計算に加えることはほとんど無く、足したところでどれだけ意味があるのかは疑問だが、膨大な額であることに違いは無い。

実際にこれらの値がリアルタイムで調査報告されてそれを逐次表示させているわけでは無く、例えば冒頭の例にあるように「直近の過去における一定期間の計測値を時間割し、秒単位なりで積み足していく(そして実測値が発表されたらその値に修正する)」仕組みを取っているのだろう。あるいは世の中のすべてが実はスパコンの内部で起きている出来事に過ぎず、すべての事象が数字として把握されているのなら話は別だが、それはSFの世界の物語でしかない(※与太話ではあるが、Facebookなど一部のソーシャルメディアが提供しているAPIを使えば、ソーシャルメディア内のセミリアルタイム的な動きを似たような概念で知ることができる)。
刻々と増えていく数字そのものを追いかけることにあまり意味はないが、各指標がどの程度の値のなのか、そしてどんなペースで増えていくのかを体感的に知り、心に留め置くには良いサイトといえよう。
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