100均一番買いたくないものは

2010/08/12 07:01

安全なのかな?マイボイスコムは2010年7月23日、100円ショップの利用に関する調査結果を発表した。それによると調査母体において、100円ショップで購入したくない物・もっとも購入したくない物、共に「生鮮食品(野菜・肉など)」がついた。一時期の中国産食材の安全性問題などで色々と消費者側の目が厳しくなったこともあるが、飲み物や加工食品、菓子など他の食材と比べても拒否反応は強く見受けられる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年7月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3902人。男女比は47対53で、年齢階層比は10代2%・20代13%・30代31%・40代32%・50歳以上22%。

100円ショップのフライヤー多種多様な商品が原則100円で手に入るのが100円ショップ。最近では一部の店舗で、コンビニなどでよく見かける揚げものなどのフライヤー系食品までも取り入れられるようになった(【100円ショップにもフライヤーが】)。

同調査別項目では、100円ショップでもっとも頻繁に購入される商品は「文具」、その他生活雑貨が多いという結果が出ている。

↑ 100円ショップで頻繁に購入する商品は(複数回答可)(上位15位まで)
↑ 100円ショップで頻繁に購入する商品は(複数回答可)(上位15位まで)(再録)

それでは逆に、100円ショップで買いたくない、買うのを避けたい商品はどのようなものだろうか。買いたく無いものを複数回答で選んでもらい、さらにその中から「一番買いたくないもの」を択一で選択してもらった結果が次のグラフ。双方の項目で断トツのトップについたのが「生鮮食品(野菜・肉など)」だった。

↑ 100円ショップで(もっとも)買いたくない商品(複数回答可)(上位15位まで)
↑ 100円ショップで(もっとも)買いたくない商品(複数回答可)(上位15位まで)

生鮮食品がトップについているのは、元々「安いのだからもしかして」という漠然とした不安に加え、冒頭でも触れたように近年繰り返して起きている(【冷凍ぎょうざ問題で約7割が「中国製食品の買い控え」、外食産業への影響は軽微】【アメリカに「SAFE China Free(中国産原材料ナシだから安全)」商品の展開広まる】など参照)中国産食材周りのトラブルに対する懸念が大きな要因と考えて間違いない。また、中国産云々は別にしても、「産地や鮮度に問題があるのでは」「品質、仕入先が不安」という声が多いのも確認できる。

きゃべつ最近では各ショップ側も輸入ライン・生産拠点の安全性確保の徹底化に加え、日本国内からの入荷割合を増やしている。さらに店舗・場所によっては産地直送品を続々入荷、その上通常のスーパー同様に生産業者や育成している畑の写真を掲載するなど、安全性を強力にアピールし、努力を続けている。しかしそれでもとりわけ生鮮食品に対する警戒心はなかなか解けていないようだ。

食品の中では「加工食品・冷凍食品」が続いているが、これもやはり中国産周りの懸念が尾を引いている結果といえる。一方で菓子類・飲物は比較的低位置にあるが、これらは国内ブランド物も多いことや、コンビニ・ドラッグストア・スーパーで購入できる「既知の製品」と変わらないものが多いことによる安心感からくるものと考えられる。

食品以外では「くつ・はき物」「衣料品」「アクセサリー・めがね・時計など」のように、身につける服飾品が多い。これは自分にあったサイズのものが見つけにくい事、さらには実用面を第一義的にとらえた商品が多いため、デザイン面で難がある、あるいは自分の好みに合わないものが多いのが原因と思われる。さらに耐久性など根本的な品質面で、疑問の声も小さくない。



元資料には16位以下の商品も並んでいるが、「買いたくない」「もっとも買いたくない」でそれぞれ3割強の人が「特にない」と回答しているのが興味深い。つまり全体の三分の一程度は「100円ショップの商品でも、特にこだわりなく何でも買えるよ」ということになる。

「100円ショップの商品だから、そうでないから」では無く、個々の商品の品質を総合的に見て、自分のニーズにあったものを選んで対価を支払う。それがベストな買物のスタイルには違いない。それを果たすためにも、つまり消費者が自分で正しい判断をするためにも、売り手側には(まだならば)正確な情報の開示を願いたいところだ。

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