100均での買物 1度に何個?

2010/08/09 07:09

100円ショップマイボイスコムは2010年7月23日、100円ショップの利用に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち100円ショップを利用する人においては、1回の買物で購入する商品数は3個、あるいは5個の人が多数を占めていることが分かった。5年前の同様の調査結果と比べると、多少だが購入個数が減少する傾向にあり、100円ショップがより「スーパーからコンビニ」の立ち位置に向かいつつある様子が見て取れる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年7月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3902人。男女比は47対53で、年齢階層比は10代2%・20代13%・30代31%・40代32%・50歳以上22%。

「名は体を表す」では無いが、主力商品が1つ100円で構成されている100円ショップは、現在ではスーパーやコンビニと並び、日常生活に欠かせない小売店舗としての存在意義を見出されつつある。特に商品の安さや多様性から、【100円ショップ来訪客の世代をグラフ化してみる】にもあるように、中堅層-高齢者から大きな支持を受け、利用されている。

それではその100円ショップで買物をする際に、平均で1回の買物につきどれくらいの個数の商品を買うのだろうか。調査母体のうち100円ショップを利用する97.1%の人に尋ねた結果が次のグラフ。

↑ 100円ショップで1回に何個くらいの商品を買うか
↑ 100円ショップで1回に何個くらいの商品を買うか

最多回答層が「5個」で、ほぼ同じ回答率で「3個」が並ぶ。6割近くの人が「3個か5個くらい」と見ることができる。見方を変えれば、「5個以内」で81.5%という計算になる。

自分自身の買物スタイルを思い返して見れば分かると思うが、スーパーの場合は買物かごに色々と商品を詰めてまとめ買いをするものの、コンビニでは買物かごは使わず、使ってもせいぜい数点しか商品を買わない事が多いはず。コンビニは「いつでも来れる気軽さ」「特定時間の割引が無く、品切れも滅多にないため、まとめ買いをする必要が無い」ため、大量の商品を一度に購入する機会はほとんど無い。半ば「有料の自分自身の倉庫」のような使い方をしているからこそ、1回の買物時の購入個数は少ない。

100円ショップの場合も「5個以内」で8割強を占めるあたり、コンビニの「いつでも開いている、自分の倉庫感覚で使える」と似たような感覚で使われているからこそ、1回あたりの購入回数は少ないのだろう。

5年前と比べると

同じような調査は5年前にも行われている。その調査との比較、そしてそれぞれの個数区分の中央値を使って平均購入個数を算出したのが次のグラフ。

↑ 100円ショップで1回に何個くらいの商品を買うか(経年)
↑ 100円ショップで1回に何個くらいの商品を買うか(経年)

↑ 100円ショップで1回に何個くらいの商品を買うか(概算平均値)
↑ 100円ショップで1回に何個くらいの商品を買うか(概算平均値)

個数区分のグラフを見ても、概算平均値でも、1回あたりの購入個数が減少しているのが分かる。消費性向そのものが減退した、つまり消費者が買物をしなくなった・お財布のヒモをきつくしめるようになったと考えることもできるが、一方で「100円ショップがより身近な、気軽に足を運べる存在として認識され、まとめ買いをする必要が無くなった」と見てもよいだろう。

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