3/4世帯はパソコン持ってます…パソコン普及率などをグラフ化してみる

2010/08/06 12:00

お年寄りも持ってるよ総務省統計局は2010年7月30日、5年ごとに実施される全国消費実態調査の2009年分に関する結果概要を発表した(【発表ページ】)。この調査は世帯単位における家計の各種実態を調べ、多種多様な政策の基礎資料として用いるデータ収集用として行われている。今回はその公開データの中から、二人以上の世帯におけるパソコンの所有数量や普及率などに関するグラフを作ってみることにした。

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今調査は2009年9-11月(単身世帯は10・11月)に、二人以上の世帯は5万2404世帯、単身世帯は4402世帯を対象に行われたもの。基本的に事前に調査票を配布し、該当世帯が記入。その後に調査員が回収した。一部地域では電子調査票を用い、オンライン回答する方法を「調査世帯が」選べるようにしている(強制ではない)。なお今件の「パソコン」とはインターネット接続機能の有無を問わず(とはいえ、直近データの2009年分においては、事実上ほぼ100%がインターネット接続機能を有している)、手のひらサイズのパームトップ型やPDA、スマートフォンは含まない。ネットブックやミニノートは含まれる。5年後の同調査では、いわゆるタブレット系マシンやスマートフォンも該当することになるかもしれない。

それではまず二人以上の世帯におけるパソコンの世帯普及率と、「保有している世帯」のパソコン平均所有台数。元資料では「1000世帯当たりの」所有台数が記述されていたが、普及率も併記されているので、逆算すれば「保有世帯の台数」は容易に算出できる。

↑ パソコンの普及率と所有世帯の平均所有台数(二人以上の世帯)
↑ パソコンの普及率と所有世帯の平均所有台数(二人以上の世帯)

直近では普及率は75.9%。記事題名にもあるように、4世帯のうち3世帯はパソコン持ちという計算。しかも所有世帯では1.5台の保有数。メインマシンとサブマシン、あるいは親子で別々に持っている状況なのかもしれない。

続いて、世帯主の年齢階層別に見た、パソコンの「所有台数」。所有世帯における1世帯あたりの所有台数が1.5前後であり大きな変化がないことを考えれば、ほぼ普及率に比している考えても良い。

↑ 世帯主の年齢階層別携帯電話所有台数(1000世帯当たり)
↑ 世帯主の年齢階層別携帯電話所有台数(1000世帯当たり)

パソコンいずれの世代でも1999年から2004年にかけて大きな上昇がみられる。これはデスクトップパソコンの価格がダイナミックに下げで保有が容易になったことや、ノートパソコンの普及も進んだことが主要因。世帯主が60-70歳代になるとさすがに保有率は低下するが、それでも10年前と比べれば大きな伸びが確認できる。

「同居している子供や孫が持っているのでは?」という考えもあるが、【年々増える核家族と一人身世帯…種類別世帯数の推移をグラフ化してみる】【「お年寄りがいる家」のうち1/4・414万世帯は「一人きり」】のデータを見る限り、二世帯・三世帯同居家族はごく少数派で、今件の数字に大きな影響を及ぼす要素としては考えなくても良さそう。



先日【自宅でネットを使わない、その理由】で、自宅でインターネットを利用しない理由として、「パソコンを持っていない・価格が高い」が最上位についている話をした。今後タブレット型の各種パソコンが「安価のインターネット接続可能なパソコン」として展開され、さらにインターネット接続を安値で提供する方策が推し進められれば、インターネット・自宅のパソコン保有率共にさらなる上昇を見せるに違いない。

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