ネット通販選択 配送料が鍵

2010/08/03 05:20

インターネットショッピングマイボイスコムは2010年7月23日、インターネットショッピングサイトの利用に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうち過去1年でパソコン経由にてインターネットショッピング(ネット通販)をした人においては、もっとも直近で利用したサイトのトップは楽天市場だった。次いでアマゾン、Yahoo!ショッピングの順となっている。また、それらのサイトを選んだ理由としては最上位に「配送料の安さ・無料」が挙げられており、配送料がネット通販の重要な要素であることがあらためて分かる結果となっている(【発表リリース】)。

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今調査は2010年7月1日から5日にかけてインターネット経由で行われ、有効回答数は1万3918人。男女比は47対53で、年齢階層比は10代2%・20代12%・30代31%・40代32%・50歳以上23%。

【2008年度の消費者向け電子商取引売上高は約6兆4000億円】にもあるように日本の電子商取引高は年間6兆円強に達し、今後も増加する勢いにある。ネット通販大手は加盟店を続々増やし、キャンペーンを繰り返し、お客の囲い込みを続けている。今調査母体でも利用頻度を別にすれば、この1年でパソコン経由でネット通販を利用した人は92.9%に達している。

この利用した人に「直近で使ったサイト」を聞いたところ、トップは断トツで楽天市場、次いでアマゾン・Yahoo!ショッピングの順となり、モール系通販サイトの強さを改めて知る結果となった。

↑ もっとも直近で商品を購入したサイトは(この1年間でパソコン経由でインターネットショッピングをした人限定、上位5位のみ)
↑ もっとも直近で商品を購入したサイトは(この1年間でパソコン経由でインターネットショッピングをした人限定、上位5位のみ)

それではそれらを使った理由は何だろうか。品ぞろえ? ポイント制? 安いから? 最多回答項目はそのいずれでも無く、「配送料金が安い・無料」がついた。

↑ 最も直近で商品を購入したサイトで、商品を購入した理由は何ですか(複数回答可、利用者限定、10%超えのみ限定)
↑ 最も直近で商品を購入したサイトで、商品を購入した理由は何ですか(複数回答可、利用者限定、10%超えのみ限定)

海外の事例でしかも逆説的な意味になるが、以前【「買うのやめた」ネット通販のショッピングカート上のキャンセル事情を探る】で紹介した海外の事例においては、「なぜショッピングカートの中身をキャンセルしたのか」の理由には「配送料が高い」がトップについていた。

↑ なぜショッピングカートの中身をキャンセルしたのか(複数回答)(海外の事例、再録)
↑ なぜショッピングカートの中身をキャンセルしたのか(複数回答)(海外の事例、再録)

また日本の事例を【「ショッピングカートキャンセル事情」日本の場合はどうなのか? アンケート開始】で質問中だが、やはり似たような結果が見えてきている。

商品の品ぞろえ、ポイント制、商品自身の安さ、手続きの簡単さなども重要な項目。しかしそれ以上に、単純に「どのネット通販サイトを利用するか」という視点で見た場合、最重要項目には「配送料の安さ・無料かいなか」が最重要項目となることが再確認できる。

ネット通販大手が配送料の引き下げ・無料キャンペーンを継続、連発している。それらの行為も今回のデータを通してみると、「まずは他サービスでは無くて自分のところを利用して常習利用者になってほしい」という通販サイト側の強い意思が見えてくるというものだ。

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