【更新】貸家のみがマイナス、分譲住宅が回復傾向・2010年6月新設住宅戸数0.6%増

2010/07/31 05:43

国土交通省は2010年7月30日、2010年6月における新設住宅戸数のデータを発表した。それによると6月の新設住宅着工戸数は前年同月比で0.6%増の6万8688戸となり、先月の減少から転じて増加を示したことが明らかになった。着工床面積は4か月連続して5.5%の増加を見せている。トレンドは踊り場状態か、あるいは天井感なのか、もうしばらく経たないと判断しにくい状況にあるといえよう([発表リリース、PDF])。

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具体的な内訳は持家が4.4%と8か月連続の「増加」、貸家は10.9%の「減少」、分譲住宅は24.6%の「増加」。今回も先月同様に持ち家部門に加え分譲住宅部門もプラスの値を見せる結果となっている。ここ数か月は「持ち家堅調、貸家・分譲軟調」が継続していたが、先月に続き今月も「分譲住宅」までプラスの仲間入りとなった。今月のデータを見る限り、”住宅「販売」(自分の居住のために建てるのではなく、他人に売却したり賃貸するために建てること)分野の市場のうち、分譲住宅においては回復基調にある”と見た方が良いかもしれない。

新設住宅戸数の変遷
↑ 新設住宅戸数の変遷(2010年6月分まで)

国土交通省では同日、住宅着工に一か月ほど先行するとされている建築確認件数も発表している(【「最近の建築確認件数等の状況について」発表リリース】)。これによると今回発表された2010年6月分データでは前年同月比7.8%プラスとなり、先月の8.7%プラス同様にプラス圏を維持している。先月8.7%プラスで住宅着工がギリギリでプラスだったことを考慮すると、来月も躍進を確認できるような好ましい数字は期待できない。

今回計測月は先月のマイナスから再びプラスとなったがその値はわずかで、春先からの停滞感を補強する形となった。昨今が単に「市場回復に向けた踊り場」なのか、それとも「天井を打ち再び低迷」を見せるのか、来月以降の動向が非常に気になるところだ。


※2013.06.24.更新
今件記事は説明が多分に重なる部分などを省略した簡略版です。全体版及び最新版については【新設住宅戸数最新記事】にて掲載しています。

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