【更新】ストレステストの基準そのものに疑問を呈する声多し…海外投資家、二週連続の売り超し(2010/07/29)

2010/07/29 19:30

東京証券取引所は2010年7月29日、2010年7月20日から7月23日(7月第3週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆4436億4849万2000円なのに対し、買い総額は2兆3859億7937万5000円となり、差し引き576億6911万7000円の売り超しとなった。これは先週から続いて二週連続の売り超しとなる。なお法人と証券会社は買い超しを継続し、個人は売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])。

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7月20日から7月23日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……4082億7780万9000円/5596億7715万1000円(1513億9934万2000円買超)
・個人……7506億6089万7000円/6531億4039万9000円(975億2049万8000円売超)
・外国人……2兆4436億4849万2000円/2兆3859億7937万5000円(576億6911万7000円売超)
・証券会社……690億0817万7000円/730億7471万8000円(40億6654万1000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

6月21日-25日……1381億4190万8000円売超
6月28日-7月2日……498億1320万9000円売超
7月5日-9日……1738億0679万8000円買超
7月12-16日……147億4262万7000円売超
7月20日-23日……576億6911万7000円売超

今回計測週は月曜が「海の日」でお休みということもあり、実質的な営業日は通常より1日少なく、当然一週間分の出来高も少なめに。値動きそのものは前半ヨコヨコ・後半やや上げという感じだが、全体的には下げ基調の中、狭いレンジ内での反発が見られたところ。ストレステストの結果発表により市場が急落、という最悪の事態は避けられたが、債券の取り扱いなどストレステストの基準そのものに疑問を呈する声が多く、市場全体を覆う不信感・不安感はぬぐい切れていない。

円高の進行で輸出産業を中心に株価の軟調さが続いており、日経平均株価も中長期で見ると少しずつ頭を抑える圧力が強まっている。大きなポジティブ材料が出てこなければ、この状況は今しばらく続くと見て良いだろう。

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