グリーやディー・エヌ・エーの堅調さは続く、任天堂は新作CM目白押し(テレビCM出稿量動向:2010年6月分)

2010/07/23 05:06

シーエムナビは2010年7月22日、関東・関西・名古屋主要三地区のテレビCM(コマーシャル)の2010年6月度各種ランキングデータを発表した。それによると、同月における関東・関西合計の「テレビCM放送回数」「テレビCM放送秒数」は、両方とも先月に続き花王がトップとなった。

スポンサードリンク


データの取得場所の解説や各種データの意味などの説明は、一連の記事まとめページ【定期更新記事:テレビCM出稿量動向(シーエムナビ)】に収録されている。そちらで確認をしてほしい。

公開データを元に、関東・関西(名古屋は数が少なめなど統計上の理由で略、以下同)の各値を合計し、全国区に近い形でのランキングを生成したのが次の図。

月間 テレビCM放送回数 広告主ベスト10(2010年6月、関東・関西地区合計)
↑ 月間 テレビCM放送回数 広告主ベスト10(2010年6月、関東・関西地区合計)

月間 テレビCM放送秒数 広告主ベスト10(2010年6月、関東・関西地区合計)
↑ 月間 テレビCM放送秒数 広告主ベスト10(2010年6月、関東・関西地区合計)

・花王の夏季攻勢は
ますます拡大化
全般的な傾向だが、まず最初に気がつくのは先月と比べて放送回数・秒数共に多少伸びてはいること。各社夏に向けてエンジンをかけ始めたようにも見える。

トップは先月より大幅に数字を増やした上で、花王が再びその座を維持している。これは【大企業のテレビCM出稿量推移をグラフ化してみる……(1)花王】のグラフを見れば分かるように、毎年新年度から夏季にかけて(新商品の展開と共に)テレビCMを大量に投入する傾向がある。今年もそのパターンに沿った広告出稿をしているものと考えられる。

個別案件:特になし
今月分は特に取り上げるべき個別案件はないが、あえてトップテン掲載内外の各企業の動向について箇条書きで並べると、

・花王……新CMの展開数が少なく、先月以前に登場した広告を継続して強力にプッシュしている
・任天堂……トップテンには入っていないが新作CMが目白押し
・携帯各社……グリーやディーエヌエーの広告出稿の多さが目に留まる
・アリコジャパン……回数は少ないが放送秒数が多く、1本あたりの放送時間が長いCMを繰り返し流している

などの傾向が確認できる。また、同じ携帯各社でも、グリーは関東・ディーエヌエーは関西で多くのCMを放送しており、各社の広報戦略の違いも確認できる。

来月7月は夏休みに入るので、テレビ視聴者の動向も今月までとは多少違ったものとなる。各広告主がいかなる対応を見せるのか、気になるところだ。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー