変形して仕事をPRする名刺

2010/07/20 05:51

TAM CARGOの名刺これまでにも【自社事業を強力にアピールできる名刺】【自社の事業部門を「身体を張って」アピールした名刺】、そして【「自慢の商品」を相手に実践してもらえる名刺】など、渡した相手に実践してもらいながら、自社の業務内容をしっかりと記憶に刻んでもらう名刺の数々を紹介してきた。今回紹介するのもそのカテゴリーに属する名刺の一つで、ブラジルの航空会社TAMの輸送部門【TAM CARGO】が展開したもの。ちょっとした工夫で手のひらサイズの、そして大きな驚きを相手に与える、とても素敵な名刺である(I Believe in Advertising)。

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↑ まさに言葉通り「トランスフォーム」する名刺。
↑ まさに言葉通り「トランスフォーム」する名刺。


↑ 動画だと変形する様子がよく分かる。

TAM CARGOでは当然ながらたくさんの梱包された荷物を運んでいる。直接取り扱うのは多種多様な、荷物を飛行機で運搬できるように梱包された箱。その箱をアピールするため、名刺にもその形を採用した。

とはいえ、箱をそのまま名刺として相手に手渡すのでは、たとえミニチュアでも、自分も相手もかさばって不便。「実用品として使えるサイズなら良いのでは」と考えてみても、それほどの大きさの段ボール箱では、名刺として機能しない。

机の上のちょっとしたインテリアとしてもそこで生み出されたアイディアが今件の名刺。見た目は少々厚手の、折り重なっているようなシンプルな素材の名刺。しかし折れ線に従って少々力を加えると、TAM CARGOがいつも使っている梱包用の箱のミニチュアが完成する。しかも名刺として必要なデータ(名前や住所など)はしっかりと箱の外面に描かれたままなので、アピールも引き続き出来るし、机の上にアクセントを加える、ちょっとしたインテリアとして使ってもらうこともできる。

もしそのように使われれば、名刺ホルダーの中に他の名刺と一緒に放り込まれる場合と比べ、立派に「名刺本来」の役割を果たすことになる。何しろ外観そのものが業務内容を表しているのだから。何より相手の手の平で「ぱっ」と簡単に変形し、シンプルな「びっくり感」を与えてくれるのが素晴らしい。驚きを自分自身で実践してもらえるのだから。

つくりを見れば分かるように、何となく日本の折り紙、仕掛け細工のようにすら見えてくるこの名刺。同社とは関係の無い人でも「一つ欲しいな」と思わせる、不思議な魅力のある名刺といえよう。

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