ソーシャルメディアは女性上位

2010/07/19 12:05

女性のパソコン使用gooリサーチは2010年7月16日、メディア利用状況に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、ソーシャルメディアのうち動画共有サービスをパソコン経由で利用している人は56.8%に達していることが分かった。一方で【ツイッター(Twitter)】などのミニブログ利用者は14.7%と少数派でしかない。また、どのソーシャルメディアも男性より女性、高齢層より若年層の方が利用率が高い傾向が確認できる(【発表リリース】)。

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今調査は2010年6月2日から4日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1561人。男女比は52.5対47.5、年齢階層比は10代16.1%・20代18.1%・30代21.4%・40代16.1%・50代15.8%・60代以上12.4%。(パソコンの)インターネット経由の調査であるため、世間全体と比べるとネット周りの回答にややプラスの結果が出ている可能性を考慮する必要がある。また、調査母体においては「パソコン経由でインターネットを利用できる人は100.0%」となっている。

インターネット上で人と人との交流・情報共有が積極的に行える、ソーシャル(社会的)なサービス・ツールのことをソーシャルメディアと呼んでいる。最近は【mixi】【Facebook】に代表されるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、YouTubeなどの動画共有サービス、【ツイッター(Twitter)】などのミニブログ(マイクロブログ)、そしてもちろんブログそのものなど、多種多様なサービスがインターネット上で展開され、多くの人に利用されている。

今件ではそれらのソーシャルメディアの利用率を見たものだが、全体的には動画共有サービスの利用者がもっとも多く56.8%、次いで個人ブログの41.6%の順となっている。ミニブログはまだ14.7%と少数派(ただしパソコン経由であることを留意しておくべき)。

↑ ソーシャルメディアの普及率(パソコン経由)
↑ ソーシャルメディアの普及率(パソコン経由)

これを各メディア毎に、性別・年齢階層別で見ていくと、それぞれの特徴がはっきりとつかみとれる。まずは動画共有サービス。

↑ 動画共有サービスの普及率(パソコン経由)
↑ 動画共有サービスの普及率(パソコン経由)

総計で一番多かっただけに、各年齢層の値も高め。男女の違いはあまりなく、若年層ほど多く利用しているのが分かる。少なくとも性別の利用性向の違いは動画共有サービスにはなさそう。テレビが大好きな高齢層は、ソーシャルメディアの中でも動画共有サービスに、高い関心を持つはずなのだが、若年層ほどではない(他のソーシャルメディアと比べればとびきり高い値だが)。

↑ コミュニティサイトの普及率(パソコン経由)
↑ コミュニティサイトの普及率(パソコン経由)

コミュニティサイトでは他のサービスとやや異なる動きを見せる。男女とも10代より20代の方が利用性向が高い。これは「10代はパソコンを持っていない場面が多いから」では無く(今調査母体でのパソコン経由のネット利用率は100%)、単純にパソコンでコミュニティサイトを使っていないだけの話。【SNS、若者から中堅層に浸透拡大。若年女性はパソコンから携帯へ?】でも言及しているように、特に10代ではコミュニティサイト(SNS)の利用は携帯電話が主流になっていると容易に想像できる。ミクシィの事例を見れば明らかだ(【登録制への移行はmixiをどのように変えたか…mixiの現状をグラフ化してみる(2010年3月末時点)】)。

また、ほとんどの階層で女性の利用率の方が高いのも特徴。

↑ 個人ブログの普及率(パソコン経由)
↑ 個人ブログの普及率(パソコン経由)

男性で年齢階層別の値がやや凸凹している。中堅層になるとブログに目覚める男性がいるのかもしれない。積極的に自分から書き込みをしなければならないため、動画共有サービスより利用率は低いが、歴史は長いためかコミュニティサイトよりは高めの値となっている。

10代-30代では女性の方が利用率が高いのに、40代以降になるとあまり差異が見られなくなるのはやや不思議な感がある。また、インターネット利用層を対象にしているとはいえ、60代以上の大体四人に一人がブログを利用しているという結果も、ある意味驚き。

↑ ミニブログの普及率(パソコン経由)
↑ ミニブログの普及率(パソコン経由)

最後はミニブログ。縦軸のグラフの区分を見れば分かるように、他のサービスと比べると随分と利用率が低い。最大の階層・女性10代でも3割に達していない。また、今回調査の限りでは、男性10代・20代、女性20代のみが20%超えを見せていることからも明らかなように、若年層への浸透度が高いことも確認できる。



女性の携帯電話使用本文中でも何度か繰り返しているが、今件はあくまでも「パソコン経由」での話。【SNS、若者から中堅層に浸透拡大。若年女性はパソコンから携帯へ?】で言及しているが、昨今は若年層、特に女性でソーシャルメディアを携帯電話で利用する事例が増加する傾向にある。パソコンと携帯電話を合わせた「各ソーシャルメディアの普及率」ということになれば、今回の結果よりもさらに、女性・若年層への偏りが確認できるに違いない。

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