ステーブ・ジョブズ氏に学ぶ10の人生訓

2010/07/13 05:33

ジョブズ氏以前【「テレビをオンにするのは自分の脳をオフにしたいから」スティーブ・ジョブズ氏語る】でアップル社のCEO、ステーブ・ジョブズ氏が講演で語ったセリフの一つ「テレビのスイッチを入れるのは自分の脳のスイッチをオフにしたいから」を紹介した。その元記事【10 Golden Lessons From Steve Jobs】を何度となく読み返すにつれて、そのまま放置しておくのはもったいないと思うようになった。そこで今回は少々古い(原記事は3年前の)ものではあるが、この「10の教え」をざっくりと紹介することにしよう。

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革新1.革新は誰がリーダーで、誰が後を追うものかを明確にさせる。
 「革新(イノベーション)」を唯一制限するものは、本人の想像力。既存のシステムについて考えるなら、より効率的、より顧客に喜ばれるもの、より容易に商売が出来るような仕組みを考えるべき。

2.自分自身が品質の基準となるべき。人によっては、優秀さが常に期待されている環境には慣れていないのだから。
 優秀さをつかむ近道など無い。自分のありとあらゆる才能や経験、技術をつぎ込んで、他を追い抜き、他人との違いを見出すべき努力と注意を払うべき。そうすれば自分自身が品質のベースとなれる。

3.素晴らしい業績を残すには、自分の手掛けている物事を好きにならねばならない。まだそれを見つけていない場合は、探し続ける必要がある。現状に安穏としてはいけない。精神的な問題がそうであるように、答えを見つけ出した時には、自然にそれが理解できるはず。
4語であらわすと「Do what you love.」。目的意識を持ち目標に向けて努力を続けることは、人生の意味を見出させ、満足感を与え、健康にもプラスとなり、周囲からの評価も変わってくる。【日々の生活を勇気づける7つの言葉】にも類似のことが語られている。

助け合い4.我々は自分の食するものをほとんど自ら作っていない。他人が創った服を着て、他人が創った言葉を話し、他人が創った数学の式を使っている。……つまり我々は常に誰かから何かを受け取っているということだ。そしてその人間の経験と、知識の源に「何かお返しできるもの」を創るのは、とても素晴らしい、ハッピーな気分になれる。
 自分自身が、周囲の他人によりポジティブな影響を与えるべく存在している、そして人間全体の「社会全体」「知識の源」からさまざまな恩恵を受けており、その借り受けたものへお返しをすべく生きていると考える。それだけで自身の人生に大きな意味が生まれ、退屈などという言葉はどこかに吹き飛んでしまう。まさに【「自分は何のために働いているんだろう」と自問自答した時に効く5つの「特効薬」】がそれに該当する。

5.仏教の世界には「初心」という言葉がある。それはとても素晴らしい考え方だ。
物事のプロセスの中で、色々と軌道修正を余儀なくされたり、目的そのものを見失ったまま徘徊してしまうような事もある。その時には「初心」に帰り、当初持っていた心の輝きと、かすんでいない視線で物事を再確認すべき。まさに「初心忘れるべからず」。

6.テレビのスイッチを入れるのは自分の脳のスイッチをオフにしたいから。そしてパソコンで色々な作業をするのは、自分の脳のスイッチをオンにしたい時。
今回記事作成のトリガーとなったフレーズ。「数十年に渡る専門家らの研究で、テレビが精神的・道徳的なレベルで悪影響を及ぼすことを十分に証明している。テレビに取りつかれた人たちは死ぬほど退屈で時間を浪費したがっており、その前でただ時間を費やしていくばかりだ」。テレビは基本的に受動的であり、パソコンは能動的であることの違いから生じるもの。ただし、パソコンを使っていてもゲームやチャットばかりしていたのでは、結局同じことになる。

7.1年で2億5000万ドルも失った人間など、自分しかいない。この経験は本当に自分の人格形成に大きな影響を与えた。
これは1990年代前半にNeXTコンピュータの経営に失敗し、累積で2億5000万ドルの損失をもたらした経験のことを指している。間違いを犯すことと間違った状態でいることを同等に考えないのが大切。間違いを決して犯さないのは、満足した人生を送れないことを意味する。【失敗してもヘコまないための5つのポイント】にもあるが、失敗を一度も体験せずに成功を成し得た人などいないのだから。

ソクラテス8.手持ちのすべてのテクノロジーと引き換えにしてでも、ソクラテスとの午後のひとときを選びたいね。
ソクラテスは【哲学者ソクラテスから学ぶ7つの人生訓】でも触れているように、数多くの思想家に影響を与えた、歴史上の「思想家の始祖」ともいえる存在。彼の言葉は歴史を超え、今の人たちにも十分通用するもので満ちあふれている。そんなソクラテスとの対話を楽しめるとすれば、それは何事にも代えがたい喜びになるに違いない。

9.我々はこの世界に衝撃を与えてやろうと思ってこの場にいる。そうでなければ、なぜここにいる必要があるのか。
すべての人が、人生で何かを達成すべき目的、使命を持っている。そしてその目的を決定する許可は誰にも得る必要は無い。横並びのものを作るより、それこそ宇宙に大きな凹みを与えるようなモノを創ってやろう。それくらいの意気込みが必要。そしてそれは自分で考え、自分で決めるだけの話。周囲のアドバイスは参考にすべきだが、決定権は自分自身にある。

10.一人ひとりの時間は限られている。だから他人の人生を見送って無駄に過ごしてはならない。ドグマ(他人の思想、教義、独断や偏見、意見)にとらわれるな。それに捕らわれることは、結局他人の考えた結果で生きているに過ぎない。他人の意見によって、自分の内面の心がかき消されることのないように、注意をしなければならない。そしてもっとも重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持つこと。心と直感は、自分自身が「本当に成りたいもの」をよく知っているのだから。他のすべては二番目の立ち位置でしかない。
他人のドグマに翻弄されて疲れてはいないだろうか。人は誰しも自分自身の想いに向けて努力をする権利を持っている。自分の想いをはばたかせ、創造的な魅力を育てる機会を得よう。自分が選んだ人生、自分自身が主人公なのだから。

それぞれの言い回しは多分に、現時点では一人ひとりに当てはめるのは難しい面もある。しかしそれぞれが当てはまるような事態に対面し、「なるほど」と思う時がきっとくる。その時、これらの言葉を思い返し、その後の歩みがプラスとなるような足取りを見出すことができれば、きっと今までよりも確かで明るい世界が待っているはずだ。

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