中堅層は小休止? Facebookの米利用者数は子供と高齢者が増加中

2010/07/08 12:05

Facebookツイッターと共に日本でも少しずつ浸透を始めているソーシャルメディア【Facebook】。海外では猛烈な勢いで(時々息継ぎをしながらも)膨張拡大を続けているのは、先に【マイケルジャクソンのページは18億ドルの価値が? Facebook国勢調査】などでお伝えした通り。Facebookの各種データを追跡分析している【Inside Facebook】では先日アメリカ国内における、最新の利用者数増減を発表したが、興味深い傾向が見られたのでここに紹介する。若年層と高齢層が数を上乗せする一方、中堅層の利用者数が減少を見せたというのだ。

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同調査によれば2010年5月は総計約785万人もの増加を見せた、アメリカでのFacebook利用者だが、6月はわずか32万0800人の増加に留まっている。【Facebookの利用者分布などをグラフ化してみる】にもあるように、半ば飽和状態を見せる国で増減が大きな起伏を見せるのは不思議な話ではないが、顕著な区分が生じているのは珍しい事例といえる。

↑ アメリカにおけるFacebookの利用者変移(2010年6月)
↑ アメリカにおけるFacebookの利用者変移(2010年6月)

明らかに「中堅層における現象」が見て取れる。また、13-17歳と26-34歳の層は別として、全般的に、特に高齢層での女性陣の参入ぶりが目に留まる。前者の理由について元記事では「今期間において発生した『Facebookにおけるプライバシーの問題』で、もっとも反発を強めた年齢階層がFacebookから離れて行ったのが原因」と説明している。

もっとも、6月で現象傾向を見せた18-44歳層は、アメリカのFacebook利用者においては圧倒的な多数を占めている。むしろ「飽和状態だったからこそ、プライバシー問題で大きな影響を受け、数を減らした」と考えた方が自然だ。

↑ 2010年7月1日時点のアメリカにおけるFacebook利用者年齢区分
↑ 2010年7月1日時点のアメリカにおけるFacebook利用者年齢区分

つまり2010年6月で減少した年齢区分は、元々利用者全体では7割を占める圧倒的多数派層だったわけだ。「プライバシー問題」を過敏に感じやすい層であると共に、元々伸び率・伸び数が緩慢だった層なだけに、足し引きでマイナスが目立ったという仮説もなりたつ。

海外では特に中堅から高齢・女性のFacebook利用者が急激に増加しているという話を聞く。今回のアメリカの動きが一時的なものなのか、それともプラスマイナスはともかく、「飽和状態に近い中堅層」「増加率の面ではぐんぐん伸びる若年層と高齢者層」という図式が継続するのか。気になるところではある。

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