【更新】色々な国のたばこ価格を労働時間
2010/07/06 05:21


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直接のデータは付随資料の【The Business of Tabacco(PDF)】。ここから「Malboroまたはそれに匹敵する国際的なブランドたばこ1箱を購入するのに何分働く必要があるか」について、分単位で換算した項目があるので、これを主な国について抽出。1国につき複数掲載されているものは時間が長い方を用い、値段の高い順に並べたのが次のグラフ。

↑ Malboroまたはそれに匹敵する国際的なブランドたばこ1箱を購入するのに何分働く必要があるか(2002年)
ようやくたばこが1箱買える
このグラフを見る限り、(2002年当時だからというのもあるが)主要国では、金額的に日本が一番たばこが手に入りやすいという計算になる。一方一番手に入りにくいのはインド。現在では1箱1000円以上もすることで色々と話題に登ることが多いイギリスは、労働対価という観点ではアメリカの2倍程度に収まっていることが分かる。
たばこの価格を比較する際に、単純に金額を為替レートで反映させた上で比較するのではなく、このように別の物差しで測って検証するのも「あり」のような気がする。むしろこちらの方が「手に入れやすさ・難さ」という点では把握しやすいと思われるが、どうだろうか。
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