「任天堂テーマパーク」現時点で具体的な計画はナシ、だが……

2010/07/03 12:00

テーマパーク[任天堂(7974)]は2010年7月1日、同年6月29日に開催された同社の定時株主総会における質疑応答の議事録を発表した。それによると任天堂は現時点で既存の他社スタイルを踏襲したような「テーマパーク」を作る具体的な計画は無いこと、今後任天堂の「強み」が活かせるようなスタイルのものが考案されれば、計画立案はありうることが明らかになった。現存するテーマパークと同じスタイルのものを作るつもりが無い考えを繰り返し発言するなど、世間一般にイメージされている「任天堂のゲームの登場キャラクタが場内を行き来し、ゲームの名場面を元にしたアトラクションが配されている」ようなテーマパークはあり得ないことが強調されている(【該当ページ】)。

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↑ 議事録は誰にでも閲覧可能
↑ 議事録は誰にでも閲覧可能

今件は株主からの質問の一つとして、キャラクタービジネスや、その具体的なビジネススタイルの一形態としてのテーマパークについて質問されたもの。これに対して任天堂の岩田聡社長は次のように答えているテーマパーク関連の部分のみを抽出)。

テーマパークの話も何度も議論が出たり話が出たり、いろんな形でうわさになったりするのですが、現時点で何か具体的な計画があるということはございません。もし、あったとしても、それはいわゆる今までにあるテーマパークと同じ形では後追いですから、他の方がされないような独創的なやり方でテーマパークというものがこうすれば実現できると、それは任天堂のビデオゲーム分野の強みがこのように生きるという方法が発明されたら任天堂はそれをするかもしれません。

その意味で未来永劫絶対ないとは申しませんが、一方でいわゆる今あるようなテーマパークと同じようなものの、キャラクターだけが任天堂のキャラクターになったものをつくることが、任天堂の価値の向上につながるとは必ずしも考えていないこともご理解いただければと思います。

箇条書きにまとめると、

・噂とか色々あるけど、今のところ具体的な計画は無いよ。
・従来型のテーマパークと同じような形式では単なる後追いになるから、そして任天堂の価値向上につながるとは考えていないので、それは無い。
・任天堂のビデオゲーム分野の強みが活かせる方法が見いだせれば、将来において計画立案や実現はあるかもしれない。

ということになる。

任天堂が過去にテーマパークのようなものを作った経歴をたどると、2005年に半年間限定で愛知万博のサテライト会場にて開催した【ポケモン・ザ・パーク2005】が記憶に新しい。

↑ 任天堂公式サイト内に残っている、「ポケモン・ザ・パーク2005」の詳細レポート。来場者数は延べ400万人を突破している。
↑ 任天堂公式サイト内に残っている、「ポケモン・ザ・パーク2005」の詳細レポート。来場者数は延べ400万人を突破している。

任天堂のキャラクタたちがとてつもないポテンシャルを持つことは明らかだ。

岩田社長をはじめ任天堂が求めている「任天堂のビデオゲーム分野の強みが活かせる方法」とはどのようなものになるのか。映像を多元的に用いた未来の遊技……例えば【「ゲームなんてしないで外で運動しなさい」と小言を言われなくて済むインタラクティブゲーム「Sportpong」】で紹介したような、インタラクティブ性の強いゲームがそれに当たるのだろうか。色々想像するのも楽しいかもしれない。

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