電子書籍の専用端末、いくらだったら買う?
2010/07/01 12:05


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今調査は2010年6月9日から10日にかけて楽天リサーチ登録モニターの中から20-69歳の男女1000人を対象にインターネット経由で行われたもので、男女比は1対1。年齢階層比は10歳区切りで均等割り当て。
調査母体に電子書籍の利用意向を尋ねたところ、利用意向を持つ人は64.3%、持たない人は35.7%となった。そしてそのうち利用意向を持つ人に、「電子書籍の専用端末がいくらなら購入しても良いと考えているか」を聞いたところ、最多回答層は「5000円以下」の38.7%となった。

↑ 専用端末がいくらであれば購入するか(電子書籍利用意向ありの人)

よほど特殊な事情や状況の変化がない限り、今後電子書籍が今よりもさらに普及し市場が拡大することは間違いない。端末の提供側はいかにコストダウンを図るか、そして「もう少し希望価格を引き上げても、この機能なら仕方がないかな」と思わせるような魅力を付加させることが求められる。
……あるいは普及済みの他の媒体に、安価な・無料のアプリケーションとして供給する、という手も考えられよう。専用端末のセールスは考慮せず、電子書籍そのもののシェア拡大を第一に考えるのならば、という前提が必要になるが。
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