健康管理をしてくれるお皿
2010/06/29 12:00


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↑ お皿そのものと利用スタイル一例。
これは商品デザイナーのHafsteinn Juliusson氏やRui Pereira氏らによる作品。主食やおかずなどをまとめた皿から自分の分だけ取り分ける際に、自分が食べるべき配分に従った盛り付けができるように、主要栄養素毎に色分けがされているお皿だ。お皿の種類は3パターン「ダイエット」「伸び盛り(大食漢?)」「ごく普通」存在し、それぞれ主要栄養素の配分が違っている。
例えば「ごく普通」のお皿は野菜(黄緑)が40%、シリアル(繊維質、オレンジ色)が29%、プロテイン(たんぱく質、ピンク)が12%、スイーツ(水色)が4%など。これが「ダイエット」になると四分の三近くが野菜で占められ、スイーツは1-2%くらいでしかない。逆に「伸び盛り」の場合は半数近くがプロテイン、スイーツも四分の一ほどまでに増える。もっともこれほどまでにスイーツを食べたら、それこそ言葉通り映画の『スーパーサイズ・ミー』のような結末に陥りそうな気がする。

↑ お皿の箱にはそれぞれ該当パターンの配分が記載されている。

あくまでもこのお皿は厳密な食事・健康管理のためのツールとしてではなく、大まかな区分のため、そして自分自身が今管理をしなければならないことを再認識させてくれる「気づき」用のアイテムとして見るべき。そしてまた、色合いもカラフルで楽しい。子供にこのお皿を使わせて、栄養のバランスについて語り合いながら食事をとれば、いわゆる「食育」にも十二分に役立つに違いない。
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