哲学者ソクラテスから学ぶ7つの人生訓

2010/06/28 07:22

ソクラテス古代ギリシャの哲学者ソクラテスは「無知の知(自分は知らないことがあるのを知っている)」や「結婚してもしなくても、どのみち君は後悔することになる」など、現代社会においても十分以上に通用する数々の名言を残している。「結局何千年経っても人間の本質は変わるところがないのね」と溜息をつきたくもなるが、「数千年も変わらぬ不変の真意を彼は我々に残してくれたのだ」とポジティブに考え、今回は【Dumb Little Man TIPS FOR LIFE】に掲載されていた「哲学者ソクラテスから学ぶ7つの人生訓」を紹介することにしよう。

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満足感1.満足感を知れ
原文は「今持っているもので満足をしていない人は、例えこの先どのようなモノを手にいれようとも満足感を覚えることは無い(He who is not contented with what he has, would not be contented with what he would like to have.)」。人の物欲は限るところを知らない。満足感とは物質的な充足で得られるものでなく、精神的に内部から湧き出るものである。そしてそれは幸せをも導くこととなる。

2.真の友人は時として傷つけることをも口にする
原文は「すべての言動を片っ端からほめる人は信頼するに値しない。間違いを指摘してくれる人こそ信頼できる(Think not those faithful who praise all thy words and actions; but those who kindly reprove thy faults.)」。本当に誠実で信頼のおける人は、時として間違いを正そうと率直な意見を述べてくれる。逆にほめてばかりの人は信頼するに足るものではない。

3.書を手に取り勉強しよう
原文は「本をよく読み、そして自分を成長させていこう。本は書き手が非常に苦労をして得た知識を、いとも容易く手に入れさせてくれるものなのだから(Employ your time in improving yourself by other men's writings so that you shall gain easily what others have labored hard for.)」。例えば書籍に書かれている事柄が、書き手によって10年かけて得た結論によるものだとする。同じ結論を自分自身が一から得ようとするならば、やはり10年かかるかもしれない。しかしその書籍を手にして読み、理解を得られれば、ほんの幾ばくかの対価だけで「10年の月日」を節約することができるのだ。

満足感4.自分が成りたいものになるよう行動せよ
原文は「行動することでその状態になる(To do is to be.)」。自分に変化をもたらし「○×になりたい」という願望があれば、まずはそうなるよう行動すべきだ、ということ。逆説的な例えになるが、「馬鹿な行動をわざと繰り返して馬鹿なふりをしている人は、結局のところ単なる馬鹿である」とも。

5.評判は後からやってくる。まずは評価を受ける姿を目指す
原文は「良い評判を得る方法は、(評判を得たいと)自分自身が望む姿になるよう努力することだ(The way to gain a good reputation is to endeavor to be what you desire to appear.)」。正しいことをしっかりと、辛抱強く実行し続け、それに熟達することができるのなら、評判は後から自然についてくる。

6.正しい言葉を使え
原文は「間違った言葉はそれ自身が悪しきものとなるだけでなく、魂にすら悪影響を及ぼす(False words are not only evil in themselves, but they infect the soul with evil.)」。「間違った言葉」には単なるミス以外に、誇張や歪曲などで意図的に事実・真実と違うものにさせられた言葉をも意味する(むしろそのニュアンスの方が強い)。真実を要らぬ誇張で肉付けし、意図を曲げて語れば、その言葉はそれ自身が問題となるだけでなく、語った本人やそれを耳にした周囲にまで悪影響を及ぼすことになる。

忙しい7.「忙しい」でごまかして何も成し遂げていないか自問自答すべし
原文は「ただ忙しいだけの不毛な人生に気を付けよ(Beware the barrenness of a busy life.)」。日々のルーチンワークや義務に追われて、いつも気がつけば就寝前。いったい今日一日、自分は何をしてきたのだろうか、と思い返すばかりの毎日を繰り返してはいないだろうか。「忙しいから仕方ない」では何も解決しない。例えば【一日を少しでも有意義に過ごすための4つのスケジューリング指南】【「時間」を味方に引き入れるための7つの思考法】にあるように時間をうまく使いわけ、「進歩した自分のための時間」を創る工夫はできるはず。

ソクラテスは彼自身が残した(彼自身は著述をしていないので正確には彼の弟子や周囲の人が残した、だが)数々の名言以外に、その考え方、弁明の仕方など、非常に興味深い人物であるといえる。関連する書籍も非常に難解な解説本から、漫画仕立ての分かりやすいモノまで、多種多様なものが出版されているので、機会と興味があれば、是非一度目を通してみてほしい。

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