雪の日限定「巨大なアレだ」と一発で分かる広告

2010/06/25 05:18

雪景色ならぬ……深夜に雪が降り積もると、自動車や公園のイス、庭や道路などには即席のキャンパスが出来上がる。「はじめの一歩」を踏み出して真っ白なキャンパスに自由自在に「絵」を書いたり、ちょっとお茶目なメッセージを書いた経験を持つ人は少なくあるまい。あるいは強い砂ぼこりが舞い続け、長期間駐車している自動車のボンネット部分がホコリ一面となっているのを見かけ、つい指で落書きしたこともあるだろう。今回紹介するのは、そのような経験を持つ人なら「なるほど」と思えてくる、雪の日限定で「あれだネ」と一発で分かるセンスにあふれたプロモーションである(【I Believ in Advertising】)。

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↑ 上のような型を使って、下のような「雪が降り積もった場面」にプレス。すると……
↑ 上のような型を使って、下のような「雪が降り積もった場面」にプレス。すると……

↑ 雪景色がポロ景色に早変わり
↑ 雪景色がポロ景色に早変わり

これはイギリスのロンドンで2009年12月に展開されたプロモーション。小さなドーナツ型をした白いミントキャンディ(錠菓、タブレット)「ポロ(POLO)」をもっと知ってもらうために行われたもの。1枚目の写真にあるような型を用意し、降り積もる雪に次々とプレス。出来上がるのは巨大なポロの造形。商品の形状がシンプルなのが幸いし、簡単なプレスで形も崩れずに出来上がるし、ちょっと遠目に見ても「あれ、巨大なポロだ」とすぐに分かる。

米アマゾンでは販売中その上「ポロ」自身は口に含むとすっきり感が味わえる、清涼感が強くイメージされるミントキャンディ。雪の冷たさ、冷やかさとポロ自身の味わいが頭の中でダイレクトにリンクされる。これが仮に甘さたっぷりのスイーツなら、単に「形が似てる」で終わってしまい、印象としては今一つだったに違いない。その上材料は雪だから資源の有効活用ともいえるし、日が照って雪が溶ければ言葉通り「跡形もなくなる」ので、片付けの心配もいらない。便利極まりない広告といえる(もっとも、雪が積もった日にしか展開できないのが難点ではあるが)。

ちなみにこのミントキャンディ「ポロ」だが、「確か昔は見たはずだけど……?」という人が多いに違いない。実は数年前まで日本でもネスレ経由で発売していたのだが、現在では取り扱いを終了、店頭では手に入らないとのこと。洋菓子の直輸入店を探すか、例えば米アマゾンを使って海外から直輸入をするくらいしか入手方法はなさそうだ(右の写真も米アマゾンからのもの)。残念。

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