「スーパーじゃなくてコンビニで」弁当・おにぎりは大人気。ではその逆は?

2010/06/25 12:06

コンビニのおにぎりセールマイボイスコムは2010年5月27日、コンビニ利用に関する調査結果を発表した。それによると調査母体のうちコンビニを利用する人においては、「他種店舗でなくコンビニで買うことが多い商品」のトップには「お弁当・おにぎり」がついた。一方逆に、「コンビニではなく他種店舗で買うことが多い商品」には「生鮮食料品」「カップ麺・カップスープ」などが上位についている(【発表リリース】)。

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今調査は2010年5月1日-5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万3189人。男女比は46対54、年齢階層比は10代2%・20代12%・30代31%・40代32%・50歳以上23%。

調査母体のうちコンビニ利用者は91.1%。その人たちに「スーパーなどの他種店舗ではなくコンビニで買うことが多い商品」を複数回答で聞いたところ、トップには「お弁当・おにぎり」がついた。57.9%と6割近くの人が「スーパーやデパートじゃなくて、コンビニでお弁当やおにぎりを買う」と答えている。

↑ 他種店舗ではなくコンビニを利用することが多いモノと、コンビニではなく他種店舗を利用することが多いモノ(コンビニ利用者限定、複数回答)
↑ 他種店舗ではなくコンビニを利用することが多いモノと、コンビニではなく他種店舗を利用することが多いモノ(コンビニ利用者限定、複数回答)

「コンビニを多用」の商品上位には「調理パン」「飲料」「お菓子」などの日配食品をはじめとした食品群が並んでいるが、それと共にコンビニの主要サービスの一つ「公共料金などの支払い」「ATM」「宅配便・ゆうパック」などが顔を並べている。食品を買うついでに公共料金の手続きを済ませる、宅配便の手続きをする際に一緒に昼食を調達するなど、コンビニならではの「ついで買い」が容易に想像できる。また、例の「タスポ特需」で盛り上がった「たばこ」も上位に確認できる。

一方で「コンビニでは無く他種店舗を多用」のトップは「生鮮食料品」。コンビニでは仕組み上扱いにくい商品なだけに、仕方がないところがある。また「日用品」「酒類」「カップめん・カップスープ」など、コンビニの特徴の一つ「商品は原則定価」では買いにくいモノ、コンビニで取り扱われることが少ないもの、品ぞろえが十分で無いモノが上位に並んでいる。気になるのは「お惣菜(ホットコーナー商品含む)」が上位についていることで、これは価格が割高であるのに加え、以前【「できたてごはん」を店内調理…「ローソン神戸ほっとデリ」を全国展開】でも触れられていた「コンビニ食品の弱点」(新鮮さ、出来立て感の欠如)によるものといえる。

やや蛇足感があるが、「コンビニでよく買うもの」の値から「コンビニ以外でよく買うもの」を引き、「コンビニで良く買いたい度」を算出してみると、コンビニでどのようなサービスが好かれ、多用されているかが良く分かる。

↑ コンビニでよく買いたい度(DI)
↑ コンビニでよく買いたい度(DI)

コンビニサイドの視点で考えれば、多方面展開を考えるのならマイナス値の項目をプラスに持って行けるような工夫を、手堅く現状のシステムを活かしつつさらなる発展を願うのならばプラスの項目をより好まれるように改善していけばよいことになる。コンビニ各チェーンが新しいサービスを始める時には、どちらの領域の分野なのかをチェックしておくと、今までより奥深い所にある何かが見えてくるに違いない。

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