ツイッター、「トレンド」項目にも広告掲載スタート

2010/06/18 12:05

「Promoted」この一年で日本にもじわじわと浸透を続けている、140文字以内で自己表現をするミニブログこと【ツイッター(Twitter)】だが、運営しているツイッター社自身のビジネスモデルについては、現在も試行錯誤が続いている。その一環として公式の広告サービス「Promoted Tweets」(いわば公認・運営側から後押しされた広告つぶやき(ツイート))が今年の4月15日に開始されたのは公式ブログでも【伝えられた通り】。第一弾としては検索結果トップに一部広告ツイートが掲載されるものだが、第二弾として「トレンド項目」(注目のトピックス、キーワード)にも掲載されるようになった。今件についてはAdland.tvで比較的詳しい事情が語られている。

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↑ メニュー右部分の「トレンド項目」に「Promoted」のマークと「Toy Stroy 3」のキーワードが。
↑ メニュー右部分の「トレンド項目」に「Promoted」のマークと「Toy Stroy 3」のキーワードが。

↑ クリックすると通常の検索結果同様に「Toy Stroy 3」が文中に入ったツイートがリストアップ。ただしトップには常に映画『Toy Stroy 3』の公知用サイトへのリンクが張られたツイートが配されている。
↑ クリックすると通常の検索結果同様に「Toy Stroy 3」が文中に入ったツイートがリストアップ。ただしトップには常に映画『Toy Stroy 3』の公知用サイトへのリンクが張られたツイートが配されている。

右側メニューの「トレンド項目」は直近で多数検索・入力されている言い回し、言い換えれば「話題のキーワード」が掲載される。クリックするとそのキーワードを検索用語とした「ツイート検索」が行われ、関連する「つぶやき」をリアルタイムで追いかけることができるようになる。この項目の一番下に「Promoted(広告)」のボタンと共に「Toy Story 3」が掲載されているのが分かる。これが「Promoted Tweets」。

クリックすると通常の検索結果同様に「Toy Stroy 3」が文中に入ったツイートがずらずらと表示される。ただしトップには常に「Promoted by Disney.Pixar」のボタンと、映画『Toy Stroy 3』の公知用サイトへのリンクが張られたツイートが配されている。

通常のロジックで導き出された「話題のキーワード」以外に広告として「このキーワードにも着目してね」と露出されることで、多くの人がそのキーワードを認知し、そしてクリックすることで検索をし、ツイッターで参加している人の「生の声」を知ることができるようになる(。そしてそのつぶやきに加わったり、リツィートするに違いない)。例えるならデパ地下の入り口に「ただいま精肉コーナーでは揚げ物が大変お買い得・バイキング制の導入で大勢の奥様も学生たちもホクホク顔」と大きな立て看板を掲げるようなものだ。本当に大勢つめかけているか否かは別として。

詳細は「Promoted by Disney.Pixar」のボタンをクリックすることで表示される[公式サイトの解説:Promoted Tweets]に書かれてある通り。Adland.tv経由【ロサンジェルスタイムス】によれば、今件は「トレンド項目」部分における広告展開の第一回目のテスト的運用とのこと。また、現状ではリストの一番下に掲載されているが、広告効果も相まってツイートされる機会が増えれば、通常のロジックに従い上位表示されることもありうる。

考え方としては非常に面白い仕組みといえる。ツイッターは元々「多くの他人が語っていることに注目が集まりやすい」メディアであるだけに、「口コミ効果」を狙いたい対象においては有効な広告手段となりうる。ただし「口コミ」が拡散するか否かはひとえにつぶやいている人たちの対象キーワードの頻度によるものなので、鳴かず飛ばずになる場合や、逆にスパム行為に悪用される可能性も否定できない。もちろんスパムやその他悪質なものについては通常の利用規定に従い削除される、とあるが。

また、現状では「全世界に向けたテストである」としているが、日本語の広告は出稿されていない。必然的にリスト表示されるツイートも英語のものばかりで、日本人の我々にとっては少々近寄りがたいところがある。

あくまでも今回の「Toy Stroy 3」のトレンド項目への広告出稿は試験的なもので、模索中の様々な広告プロモーションスタイルの一つに過ぎない、というのがツイッター側の見解。試験結果が良好ならこのスタイルのプロモーションは継続されるし、今一つならば短期間に終わる、ともある。見方を変えれば、この「Promoted」が長期に渡り表示され続けたり、別の対象でも行われるのが確認出来れば、このスタイルは「効果が高い」と見てよいだろう。

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