iPadが用紙代わり? 古くて新しいキーボード
2010/06/16 12:05


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↑ usbtypewriter demo。
これは見たままその通り、タイプライターなキーボード(USB Typewriter)。タイプライターを改造し、USB接続させてキーボードとして使えるように改造したものだ。USB接続でキーボードが使えるパソコンなら、Windwos、マッキントッシュ、さらにはiPadにですら使用が可能。昔の映画に出てくるようなタイプライターをがしゃがしゃと叩きながら文字を打ち込むことで、レトロな、あるいは色々と複雑な気分になるに違いない(ちなみにこの形態の場合、用紙部分には代わりにiPadが配してある。非常にオシャレ)。

なにぶんにも「タイプライターのような」では無く「タイプライターな」キーボードとして機能している点が素晴らしい。有益か否かは別だが、パソコンを趣味として楽しむには最高の贅沢な一品といえよう。
日本語が使えるか否かは記載されていない。少なくとも完成品は英語のタイプライターのため(ローマ字入力なら可能だろうが、日本語入力変換のキーが無いため、結局不可能)、利用は出来ないものと思われる。
ちなみに……色々と探してみたところ、同じようなコンセプトで自作をしている人を発見した(【戦前のタイプライターをUSB化してみる。(あしたから本気出す)】)。

↑ こちらはThinkPad X40に接続している。接続過程や配線も分かる。
製造工程がよくわかり、非常に興味深い。「古きを尋ね新しきを知る」という点で、一読する価値はあるといえる。
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