【更新】上下どちらかにつきぬけるイベントがあるまでは…海外投資家、五週連続の売り超し(2010/06/10)

2010/06/11 12:00

東京証券取引所は2010年6月10日、2010年5月31日から6月4日(6月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆4235億7937万7000円なのに対し、買い総額は3兆4132億4860万7000円となり、差し引き103億3077万0000円の売り超しとなった。これは先週から続いて五週連続の売り超しとなる。なお個人と証券会社、法人は買い超しを継続している([最新発表リリース、PDF])。

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5月31日から6月4日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……4839億5932万2000円/5817億1577万6000円(977億5645万4000円買超)
・個人……9455億7105万1000円/9678億7596万3000円(223億0491万2000円買超)
・外国人……3兆4235億7937万7000円/3兆4132億4860万7000円(103億3077万0000円売超)
・証券会社……1116億5548万6000円/1151億8302万1000円(35億2753万5000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

5月6日-7日……1659億5744万3000円売超
5月10日-14日……722億7776万5000円売超
5月17日-21日……2771億1719万0000円売超
5月24日-28日……251億0745万6000円売超
5月31日-6月4日……103億3077万0000円売超

今回計測週はもみ合いを見せつつも木曜日に大きな上げを見せ、上昇機運を予見させる動きもあった。しかし金曜日には早くも天井観が見え、日経平均1万円の重圧や、買い材料そのものの少なさがあらためて認識されることとなる。昨月後半に1万円を割り込んでからは9000円前半から1万円の狭いレンジの中で推移する動きを繰り返しており、上下どちらかにつきぬけるイベントがあるまでは、しばらくこの動きを継続するものと思われる。

下げの大きな材料の一つであるユーロの動きはしばらく安定を見せているが、また再び大きく動く可能性は決して少なくない。為替に影響を受けやすい銘柄を保有している株主は、長期保有ならともかく、短中期保有の場合は木を付けた方がよいかもしれない。

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